俳優のトム・ハンクスが、最新の主演作「グレイハウンド(Greyhound)」が映画館上映を経ずにApple TV+でプレミア公開されることについて「ひどく悲しい」と英紙The Guardianのインタビューで語りました。
主演・脚本を担当、制作に10年を投じた力作
トム・ハンクスの主演映画「グレイハウンド」は、Sony Picturesが映画化の権利を獲得して制作されました。
当初は映画館で5月8日から公開される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で6月19日に延期された後、Appleが配給權を購入し、映画館での上映を経ずにApple TV+で公開されます。
「グレイハウンド」のプレミア公開が、映画館ではなくApple TV+でのストリーミング配信となることについてトム・ハンクスは「ひどく悲しい。Appleのお偉いさんを怒らせるつもりはないが、画質とサウンドの品質には違いがあるんだ」と語っています。
自ら脚本も担当し、制作前から約10年の時間と労力を費やした作品だけに、映画館の大きなスクリーンと迫力のある音響システムで楽しんで欲しかった、という想いがあるようです。
Appleが配給件獲得に支払った金額は7,000万ドル(約75億円)と報じられています。
日本語字幕付きで7月10日公開
「グレイハウンド」は、日本でもApple TV+で7月10日に公開予定で、日本語字幕も用意されます。
Apple TV+では、以下の作品紹介を読むことができます。
舞台は第二次世界大戦。連合軍に数千の兵士と宿願の救援物資を届けるために、アーネスト・クラウス艦長が37隻の船団を率いて大西洋を横断するという危険極まりない任務に挑む。トム・ハンクス主演・脚本、史実を基に描く戦争ドラマ。
Appleが公開している「グレイハウンド」の予告編はこちらです。
Source:The Guardian via 9to5Mac
Photo:Apple TV+
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-299815/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania