Google(グーグル)は1年ほど前にベータ版を公開(グーグルブログ投稿)した広告フォーマット「Swirl」が、全世界で利用可能になったと発表した。Swirl形式には、インタラクティブな3D製品モデルを含むバナー広告が含まれる。同社はブログ記事で以下のように述べている。
「Swirlでは消費者が広告の中のプロダクトを回転させたり、ズームしたり、拡大したりできるようにすることで、目前の商品へとエンゲージできるようにする。同技術による広告ではブランドが行動の変化、新しいテクノロジーのパフォーマンス、ユニークな製品機能などを説明できるようになる」。
投稿ではSwirlのフォーマットを使用してすでに作成されたさまざまなキャンペーンについて説明しており、その中には日産スペインのSUV「Qashaqai」の新機能をアピールする広告や、アディダス・ラテンアメリカによる「Ultra Boost 2019」の広告などが含まれる。
広告は純粋に製品に焦点を当てる必要はない。ドッグフードのPurinaはSwirlを使って潜在的な顧客に3D犬のモデルを表示し、これは標準的な2D広告の6倍のエンゲージメントを得たという。
Swirlのキャンペーンを作成するために、広告主は3DアセットをGoogle Web Designerにアップロードするか、Polyを使用してモデルを編集できる。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/07/10/2020-07-10-google-swirl/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Anthony Ha