パナソニック株式会社およびその関係会社1社は、JR東日本グループと共同で、高輪ゲートウェイ駅にてロボティックモビリティ(ロボット電動車いす)の実証実験を行う。実験期間は今月から今年9月までとなっている。
3台のロボティックモビリティを使用
今回の実証実験では、合計3台のロボティックモビリティを使用。先頭の1台を係員が操作し、その後ろを残りの2台が、1台ずつ自動で追従走行する。実験内容は、高輪ゲートウェイ駅にある「Partner Base Takanawa Gateway Station」の来訪者に対して、安全で効率的な移動サービスを提供するというもの。
「Partner Base Takanawa Gateway Station」は、品川開発プロジェクト(第I期)における、パートナーとのまちづくり共創拠点だ。通常非公開となっている同拠点において、太陽光が差しこむ半屋外環境下でのサービスの有用性を検証する。
ロボットを用いた実験が続々!
実験で用いられるロボティックモビリティは、障害物を検知した際に減速または停止する「自動停止機能」に加えて、先行機体に追従する「自動追従機能」を有している。追従走行中のロボティックモビリティの間を人が横切ると、後方のロボティックモビリティは自動で一時停止。人が通り過ぎたことを確認してから、追従走行を再開する。
同様のロボティックモビリティ1台と案内ロボット「HOSPI Signage」1台による実証実験が先月行われ、Techableでもそのニュースを取り上げた。このようなロボットが広く普及する日も、そう遠くはないはずだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/131101
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ