watchOS7では、ワークアウトアプリに「ダンス」が追加されました。Appleでフィットネス体験のシニアプロジェクトマネージャーを務めるジュルズ・アーニー氏は、Apple Watchでのダンス検出について語りました。
全身の動きの把握が必要
HT Techのインタビューに答えたAppleのアーニー氏は、「Apple Watchの20のトップレベルのワークアウトは、それぞれの運動ごとにスマートに調整された異なるアルゴリズムが使用されており、正確な測定が可能となっている」と述べました。
Appleの開発者会議WWDC20で発表されたwatchOS7では、コアトレーニング、ダンス、機能的筋力トレーニング、クールダウンの4種類のワークアウトが新たに登場します。
アーニー氏によれば、中でもダンスの動きの検出が困難であったことを明らかにしています。
ダンス時のカロリー消費量を正確に測るためのアルゴリズムを作るのは困難を極めた。ダンスの動きは、歩行やランニングとは違って反復的でなく、予測することが難しい。(中略)ダンスの動きの検出には、全身の動きを把握する必要がある。
高度なセンサーフュージョンを使用
Apple Watchでは、ダンスにおけるカロリー消費を正確に把握するため、高度なセンサーフュージョンが用いられています。
心拍数センサーからのデータと加速度センサーおよびジャイロスコープからの入力を統合することで、Apple独自の方法により、ダンス特有の体から腕までの様々な動作の測定に関する処理が行われます。
Source:HT Tech via 9to5Mac, Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-300810/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania