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Analog DevicesがライバルのMaxim Integratedを2兆円超で買収、巨大チップメーカーが誕生

ロイターなどの報道によれば(Reuters記事)、米国時間7月13日にAnalog Devices(アナログ・デバイセズ)はライバルのチップメーカーであるMaxim Integrated Productsを209億1000万ドル(約2兆2400億円)で買収したことを発表した。同社の時価総額は7月10日の終値で170億9000万ドル(約1兆8300億円)だった。

この取引は両社の取締役会がすでに承認しており、Analog Devicesによると企業価値680億ドル(約7兆2900億円)の巨大チップメーカーが誕生することとなる。両社ともに狙いは企業規模の拡大だ。

両社の組み合わせは、互いに重複する製品が少ない点でも好ましいものだ。Maximは自動車業界とデータセンターの分野に強く、Analog Devicesは産業用やヘルスケアに集中している。

Analog Devicesの社長でCEOのVincent Roche(ヴィンセント・ロシュ)氏は、買収がもたらす統合された組織の可能性について意欲的だ。ロシュ氏は声明で「Analog DevicesとMaxim Integrated Productsは、顧客の最も複雑な問題を解決する情熱を共有している。両社の技術と人材が合わさることでその幅と深さを増せば、より完全で最先端のソリューションを開発できる」と語っている。

Maxim Integrated Productsは1983年の創業で、1988年に株式を公開した。Crunchbaseによると、同社は2002年から2013年までに9回の買収を行い、直近の買収は2013年のVolteraだった。この種の買収は例によって規制当局の承認を得る必要があるが、両社とも2021年夏には完了すると考えている。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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