現地時間7月15日午後、Apple、Teslaの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏を始めとする多くの著名人や有名企業のTwitterアカウントがハッキングされました。
仮想通貨詐欺が狙いか
ハッキングされたアカウントには、内容は少しずつ異なるものの、基本的には「記載されている仮想通貨のアドレスに送金してくれたら、2倍にして返す」というツイートが投稿されています。もちろん本人(あるいはアカウントの持ち主である企業)が投稿したわけではなく、完全な詐欺です。
たとえばAppleのTwitterアカウントには以下のようなツイートが投稿されていました(現在は削除済み)。
「コミュニティにお返しします。当社が支援するBitcoinのサポートをお願いします!
以下のアドレスにお送りいただいたすべてのBitcoinを2倍にしてお返しします。
ただしこれから30分間に限ります」
— soy (@Soybeys) July 15, 2020
どれだけ多くのTwitterアカウントが影響を受けているのかは不明ですが、主に著名人や有名企業のアカウントがターゲットとなっているようです。
米メディア9to5Mac、AppleTrack、その他Twitterでの報告によると、これまで確認できた限りでは、以下の著名人および企業のTwitterアカウントがハッキングの被害にあっています。
- ジョー・バイデン氏(民主党大統領候補)
- イーロン・マスク氏(Tesla CEO)
- ジェフ・ベゾス氏(Amazon CEO)
- ビル・ゲイツ氏(元Microsoft会長)
- マイク・ブルームバーグ氏(ニューヨーク市長)
- カニエ・ウェスト氏(ミュージシャン)
- バラク・オバマ氏(元アメリカ大統領)
- Apple
- Uber
- Cash App
- Coinbase(仮想通貨取引所)
- Ripple(決済システム)
Twitterアカウントのハッキングはまだ拡大している模様です。
Source:9to5Mac,AppleTrack
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-301526/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania