Appleは、iPhone13シリーズ(2021年モデル)で登場するとも噂される、ポートレスiPhone用の新型Smart Battery Caseを開発中かもしれません。
2つのQiワイヤレス充電コイルを搭載
現地時間2020年7月16日に米国特許商標庁(USPTO)で公開された、「ワイヤレス・パワー・システム」の特許内容は、2つのQiワイヤレス充電コイルを搭載したバッテリー内蔵ケースに関するものです。
AppleInsiderによれば、本特許に記載されているバッテリー内蔵ケースでは、バッテリーケース本体を充電するための受電用コイルに加え、iPhoneを充電するための給電コイル(充電用コイル)が背中合わせに2つ配置されるようです。
この特許を採用した新型Smart Battery Caseが登場すれば、iPhoneの充電はLightning端子経由ではなくQiワイヤレス充電で行われるようになると、AppleInsiderは説明しています。
また、これを装着したiPhoneをQiワイヤレス充電パッドに置いた場合には、受電コイル及び給電コイルを通じてiPhoneが充電される、パススルー方式のようになるだろうと同メディアは予想しています。
iPhone13(2021年モデル)用か?
AppleInsiderは、「iPhone11用のSmart Battery CaseではLightning端子経由で行われているiPhone本体の充電も、Qiワイヤレス充電に変更するのであれば、それはLightning端子を持たないポートレスiPhoneで生じる問題に対応するためかもしれない」と記しています。
iPhone13はLightning端子もUSB-C端子も搭載しない、ポートレスiPhoneになるとの予想を、ジョン・プロッサー氏や有没有搞措(@L0vetodream)氏が伝えています。
Source:USPTO via AppleInsider
Photo:EverythingApplePro/YouTube
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-301758/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania