テレワークなど多彩な働き方が広がるなか、ノートPCの画面を外付けモニターなどに出力して使う “拡張デスクトップ” はかなりメジャーな機能になってきています。
1台のモニターに出力するだけならHDMIでもいいけれど、2台3台と拡張して使いたいならUSB Type-Cの活用が断然オススメ! ということで、EIZOから登場する「FlexScan EV2795」(EIZOダイレクト販売予定価格:9万3500円)、「FlexScan EV2495」(同:7万2600円)をご紹介します。
PCモニターの名門として知られるEIZOから登場したのは、USB Type-Cを活用した接続でマルチモニターの広い作業領域を確保できる液晶モニター。「EV2795」は画面サイズ27型、「EV2495」は24.1型モデルです。
映像を出力したいモニターが1台だけならHDMIを使うのが最も簡単な方法ですが、業務内容によってはモニターを2台以上使いたいこともあります。変換アダプターを使ってUSB Type-Aから映像出力する、HDMI分配器を経由させるなどの方法もありますが、PC周りに複数のケーブルが這い回るのはやっぱりちょっと煩わしい。そもそも薄型ノートPCなどでは、機種によってはHDMI端子がないことも。
そこで登場したのが「FlexScan EV2795/EV2495」。USB Type-Cケーブル1本で映像・音声・USB信号の伝送とPCへの給電ができるというだけでもかなり便利ですが、ポイントはUSB Type-Cによるモニター同士のデイジーチェーン接続ができること。
例えば、2台のモニターに映像を出力したいなら「EV2795」あるいは「EV2495」を2台用意し、USB Type-Cを介してモニター同士を繋げ、一方のモニターとノートPCとをUSB Type-Cケーブルで接続すればOK。
たった1本のケーブルで複数モニターへの出力が可能、モニターを1台1台ノートPCと繋げる必要はありません。超狭額ベゼルのフレームレス設計のおかげで、複数台並べての使用も違和感や圧迫感を感じることなく快適に使えます。
またもうひとつ注目したいのが、液晶モニターながらもLAN端子を搭載していること。最近のノートPCでは有線LAN端子を搭載しないものがしばしば見られますが、Web会議やサイズの大きなファイルのやり取りなど、使用環境によっては「やっぱり安定した有線LANが使いたいな」と思うシーンありますよね。必要に応じて、有線LANを介した安定した通信環境が実現できるのはやっぱりうれしい!
広々デスクトップがケーブル1本で実現できて、通信環境も有線でサクサク。自宅でのPC作業をより効率よく進めたいなら、導入する価値大アリです。発売は「EV2795」が8月28日から、「EV2495」が9月25日からとなっています。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/310447/
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