今年後半に追加される絵文字の一部がAppleにより公開されたばかりですが、マスク絵文字の表情を、落胆した表情からハッピーなものへと変更すべきとの声が上がっています。
マスク絵文字が浮かない表情だとマスク着用の妨げになる?
絵文字のバリエーションは、近年ますます豊富になっており、よりインクルーシブな表現が可能になるよう配慮が施されています。
米メディアCult of Macは、2020年現在の新型コロナウイルスのパンデミックが発生している状況を絵文字にも反映させ、マスク絵文字をハッピーなものに変えたほうが良い、と主張しています。
確かにAppleのマスク絵文字は、落胆した表情の絵文字と表情が似ているようにも見えます。
Cult of Macは、ハッピーな顔およびニュートラルな表情の顔にマスクを着けた絵文字のサンプルを制作し、公開しています。
絵文字のデザインを変更するのは簡単?
絵文字の種類を決めるのは、Unicode Consortiumで、新しい絵文字が認可されるには相応のプロセスを経る必要がありますが、Cult of Macによれば、絵文字自体のデザインの変更は比較的容易であるとのことです。
実際に、絵文字の表現がおかしいとの指摘が過去にあり、変更に至った事例は存在します。記憶に新しいのは、2017年のGoogleの「ありえない」バーガー絵文字です。
Googleのバーガー絵文字は、チーズがバーガーパテの下にきており、「ありえない」との苦言がユーザーから相次ぎました。GoogleはAndroidのアップデートでチーズ位置を修正するに至っており、Google最高経営責任者のサンダー・ピチャイ氏が開発者会議でバーガー絵文字について謝罪するコミカルなシーンも見かけられました。
Source:Cult of Mac
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-301993/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania