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Googleマップがバイクシェアユーザーに借りるところ、返却する駐輪場を含む全行程のナビを表示

Googleマップが米国をはじめとした10の大都市で、バイクシェアのユーザーの便宜のために地図をアップデートした(Googleリリース)。Googleマップにはすでに、バイクシェアの駐輪場や、自転車のための2点間のナビ案内がある。今回のアップデートでは、徒歩と自転車のナビを統一し、複数の駐輪場間のルートを1回の指定で示せるようになった。

Googleマップはまず最も近いバイクシェアの駐輪場までの徒歩でのルートを案内し、次に目的地に最も近い駐輪場までの自転車による道順、さらにそこから目的地までの徒歩のルートを案内する。つまり「徒歩→最初の駐輪場→最後の駐輪場→目的地までの徒歩」となる。

これまでユーザーは、バイクシェアを利用するために3つの企画を行わなければならなかった。(1)最初のバイクシェアの駐輪場まで、(2)バイクシェア乗り捨てもしくは返却地点、(3)目的地までの3つだ。しかし今度からは、目的地を指定するだけでGoogleマップが最初から最後までの道順を教えてくれる。

また一部の都市では、Googleマップが適当と思われるバイクシェアサービスのモバイルアプリのリンクを表示する。さらにそのアプリから、利用登録や解錠もできる。

この機能は数週間前から10の都市で展開されている。そこでは交通情報サービスのIto Worldと、同社がサポートするバイクシェアサービスとパートナーしている。

Google(グーグル)によると、同社は現在、パートナーを増やす努力をしており、数カ月後にはさらに多くの都市をサポートできるという。

この新機能でグーグルは、またApple Mapsをリードした。後者は最近、サイクリストのためにルートを最適化するオプションを加えてグーグルに追いつこうとした。Apple(アップル)の自転車用ナビは、険しい坂道の警告や近くの自転車修理店を表示できる。

Ito Worldは2020年3月にアップルのパートナーになり、Apple Mapsにバイクシェアのデータを統合した(Ito Worldリリース)。これによりiPhoneのオーナーは、179の都市でバイクシェアの場所を見つけることができる。

しかしバイクシェア情報の詳細さでは、相変わらずGoogleマップが上だ。グーグルはすでに数年前から、乗り捨てタイプのバイクシェアやLimeとのパートナーシップにより100以上の都市でのスクーターを統合し、そして一部の都市では、乗り捨てではない駐輪場に返却するタイプのバイクシェアのリアルタイム情報(Googleリリース)で、空き自転車の有無を教えてくれていた。

最近は新型コロナウイルス(COVID-19)のアウトブレイクで旅行や交通も変わりつつあるため、バイクシェアのナビ情報はマップサービスに差をつけるさらに大きな要素になってきた。例えば一部の人は、バスや地下鉄などの公共交通機関から、自転車に通勤手段を変更している。グーグルによると、最近は世界的に「近くの自転車修理店」といった検索が多く、2020年7月は2019年の倍にもなったこともあり、この傾向は世界的なものだという。

また、グーグルによると、アップデートされたバイクシェアのナビ機能は、今後数カ月間で展開されるとのことだ。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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