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今やBBQに欠かせないキャリーワゴン、どんなタイプを選べばいい?

旅行用のキャリーカートとは違って、かご付きで載せるだけで安定感大、大型ホイールで芝生や土の上でもぐいぐい進めるキャリーワゴンは、BBQのマストアイテムです。

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いろいろなメーカーから販売されていますが、何を基準にして選べばいいのでしょうか? 人気のキャリーワゴン3タイプから読み解いてみましょう。

 

■スタンダードサイズは好みのオプションと長く使えるかを確認

テントファクトリー
「オールランドキャリーワゴンWP」(1万2800円/税別)

サイズ:W93×D51×H57cm(持ち手含まず)
収納時:W21×D53×H75cm
重量:9.8kg
耐荷重:80kg

スタンダードなサイズのキャリーワゴンです。

畳むとこのぐらい。9.8kgですが、カバーをかぶせてころころ引っ張れます。

本体のループを引っ張り上げるとタイヤが内側に寄ってきて小さくたためます。注目すべきは底の素材。防水底のため、万一、食品の水分が垂れてもさっと拭き取れて衛生的です。

また、何度も使っていると、いつしかホイールがすり減って大きな音がするようになったり、がたつき・片減りなどの不具合が生じたりしてしまいます。

タイヤがすり減ったけど修理に出すのが面倒で使わなくなったという人が結構いるんですが、この「オールランドキャリーワゴンWP」は「前輪ホイール2Pセット」(2000円/税別)が用意されていて、自分で取り替えられます。大切な道具を長く使えるのがいいですね。

ほかにも「オールランドキャリーワゴンWP」に載せると小さなテーブルになるロールトップ製「ワゴンボード915」(2800円/税別)、折りたたみ式のコンテナ「Dコン ボックス50」(4480円/税別)などオプション豊富で自分好みにそろえられます。

スタンダードなキャリーワゴンですが、オプション豊富で荷物を運ばないときも役立ちます。

>> テントファクトリー

 

■収納サイズとタイヤのバランスって大切

OUTPUT LIFE
「GRANDE CARRY WAGON〈CAMO〉」(2万4000円/税別)

サイズ:89.5×116×H115.5cm (持ち手込み)
収納時:115×70×H17cm
重量:14.8kg
耐荷重:100kg

ほかにはない大型ホイールで砂地でもぐいぐい進みます。ハンドルが本体両脇から伸びているのでまっすぐ進むのもストレスがありません。それにかごは56×112×H30cmなので、クーラーボックスとBBQグリル、調理道具を入れ、その上にテーブルを積むことだってOK。2度も3度も駐車場からバーベキュー場まで往復せずにすみますね。

両脇のロックをはずせば簡単に本体をぺたんこにたためます。ただしそのままではホイールが邪魔で、ハイエースなどでっかいラゲッジをもつクルマでないと持ち運びしづらい収納サイズです。

前輪はボタン、後輪はレバーを引くだけで簡単に取り外せます。ネジやピンを紛失する心配がないのもいいですね。これだけぺたんこになるのであればコンパクトミニバンにも積めますね。

OUTPUT LIFEによるとサーフボードを載せてもいいとのこと。ホームがビーチ沿いのBBQ場、海でのアクティビティーが多い人が使いやすいキャリーワゴンと言えるでしょう。

>> OUTPUT LIFE

 

■極太タイヤでありつつコンパクト収納

ニュートラルアウトドア
「オフロードキャリアワゴンⅡ」(1万8000円/税別)

サイズ:52×112×H55cm(持ち手含まず)
収納時:37×25×H74cm
重量:11.8kg
耐荷重:80kg

収納サイズはスタンダードですが、従来の「オフロードキャリアワゴン」と比べて収納サイズは25%ダウン、容量は25%アップと大幅に進化。太いタイヤを持っていてストレスなく進めるのも魅力です。

また、かご部分の生地は面ファスナーでとめられているので、取り外して中性洗剤で洗えるんです。雨上がりに使って泥はねがついたときも安心です。

カバーも下側にベルトがあるので、収納時はカバーをしたまま引っ張って移動できます。タイヤは分厚いですが、タイヤが内側に向くようにセットするとこのようにスッキリ。

オプションで「WGソフトクーラー」(2500円/税別)、 「WGソフトコンテナー4pcs set」(6000円/税別)を用意。どちらも同じサイズで、かごの中に4個ぴったり収まります。バーベキューでは「オフロードキャリアワゴンⅡ」を動くクーラーとして使えるのが楽しいですね。

太めのタイヤは安心感が違います。荷物多めで山でのバーベキューが多い人が手にしたいキャリーワゴンと言えます。オプションでソフトクーラーを用意しているのもBBQ向きですね。

>> ニュートラルアウトドア

<文/大森弘恵 写真/田口陽介>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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