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1台5役!「5WAYチャコールスターター」でBBQの炭おこしがラクラクに

日本唯一のバーベキュー芸人、たけだバーベキューさんのアイデアをテンマクデザインが形にしたのが「5WAYチャコールスターター」です。

プライベートだけでなく、各地でバーベキューイベントを行っているたけだバーベキューさんですから炭おこしはお手の物。ですがチャコールスターターがチャコールスターター(炭おこし)にしか使えないのはちょっと残念だと考えたことから誕生しました。

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左からふた、スタンドとスモーク用の網、ゴトク、本体。全部で2.83kgで、収納袋にまとめると27.5×22.5×H9cmに収まります。

組み立ては簡単。スタンドの脚を開き、本体を開いて載せるだけ。本体の底にはあらかじめ網が付いているのでわざわざ網を中に落とし込む必要はありません。

ただ、火をつけると脚の下も熱くなります。草地や燃えやすいものの上での使用は避けましょう。

木炭、豆炭を本体の半分くらいまで入れたら、正面の小窓から火をつけた着火剤をいれます。粒状やジェルの着火剤は網の下に落ちてしまうのでアルミホイルに載せるなど工夫が必要です。

文化焚き付けやファイヤーライターズのようにちょっと大きな塊となった着火剤だと、底の網から落ちることがなく簡単ですよ。

あとは上の方まで火が回るのを待つだけです。火が回りづらい豆炭などは小窓を開けておく方がいいようです。炭の状態を見て調節できるのがいいですね。

ちなみに、ふた付きなので空気の量を調整できます。例えば、2ラウンド目の炭おこしをしている場合、思ったよりも早く炭おこしができて燃えすぎることがあります。そんなときは少しずらした状態でふたをすると燃えすぎ防止に。

BBQが終わってもまだ少し炭に火が残っているようなときは、「5WAYチャコールスターター」に炭を戻してふたをすれば簡易的な火消しつぼになります。このまま灰捨て場に持っていけるので楽ちんです。

炭おこしの時、半分ぐらいの炭に火がついた状態だと火力はなかなかのものです。付属のゴトクを載せれば湯沸かしができますし、フライパン、鉄板で1品作ってもいいんです。無駄がありませんね。

別売の網を使えばソロ〜デュオ向きの小さなBBQコンロになり、付属のスモーク網を使って燻製も作れます。

基本は「炭おこし」ですが、薪を入れて「焚き火台」「ロケットストーブ」「スモーカー」「BBQコンロ」という5役+簡易火消し機能付き。

重量2.83kgで炭や薪を入れると3kgオーバーになりますが、メインのハンドルのほかに2つのハンドルを備えているので右利きでも左利きでも両手でしっかり持ち運べます。

アイデア満載の「5WAYチャコールスターター」でスマートにバーベキューを楽しみましょう。

>> テンマクデザイン「5WAYチャコールスターター」

<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介、逢坂聡>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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