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リビングで使いたいアウトドアギア10選【家キャン&ファミキャン人気ギア大全】

【特集】家キャン&ファミキャン人気ギア大全

アウトドアシーズン目前…のはずが今年は例年通りのソトアソビは難しい予感。でも、そんな中でも楽しめる遊び方だってあるはずだ! そこで「家」をキーワードに、今だからこそ楽しみたいアソビと手に入れたいモノを模索。自分の“家”で楽しむおウチキャンプ、庭先や近場での“家”族単位の少人数キャンプなど、アウトドアでもインドアでも活躍するギアを紹介しよう。

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好きなキャンプ道具を手元に並べるだけで、自宅のリビングがアウトドアテイストに変身する。料理だけではない#おうちキャンプの楽しみ方とは? 「アウトドアデイジャパン」実行委員長・沖田雅生さんに聞いてみた。

 

沖田雅生さん
キャンプ雑誌編集長を経て、現在は都市型アウトドアイベントの草分け「アウトドアデイジャパン」実行委員長ほかアウトドアイベントのプロデューサーとして活動。

■好きなものに囲まれるハッピーな部屋作り

SNSで#おうちキャンプが話題だが、今あるファニチャーをキャンプ道具に置き換えるのは結構大変な労力。手軽におうちキャンプを楽しむコツはないのだろうか?

「いつもの部屋でも、雰囲気のいい光を放つLEDランタンを灯すだけでキャンプっぽく変化します。もう少し手を加えるなら、キャンプ用ラックやサイドテーブルに道具を並べて。すぐそばに好きな道具があればそれだけでハッピーになれます」

と沖田さんは話す。他にも、スペースに余裕があれば普段使っているソファにキャンプ用のチェアを追加したり、いつものソファでも、ブランケットでカバーしたりするとアウトドアテイストになる。カバーをかければ雰囲気がかわる! 無理することなくできる範囲でおうちキャンプを楽しもう。

 

■ロー&ミッド・チェア

数脚だけ座面高が低いチェアを用意して室内広々
リビングのソファをすべてキャンプ用に置き換えるのは大変なので1〜2脚追加。ソフ ァに合うよう座面高40cm以下のチェアを選ぶとリビングで悪目立ちせずにすむ。

1. 伝説チェアをアウトドア向きにブラッシュアップ

オンウェー
「チェアエックス」(1万2000円)

名作の雰囲気を残しつつ、独自の回転式接続金具で持ち運びやすくなっています。インドア・アウトドアのハイブリッドチェア!(沖田さん)

 

2020年で50周年を迎える名作デザイナーズチェアを継承しつつ、キャンプで使いやすいよう開発したモデル。持ち運びしやすいよう背もたれが折り畳め、座面高はオリジナルよりも高い41cm。そのたたずまいは美しく、リビングに映える。幅60cm

 

2. 男らしいインテリアにピッタリ!オリジナルよりもロースタイルなのも◎

DOD
「ローローバーチェア」(参考価格:8400円)

大注目のローバー型を日本のキャンプスタイルに落とし込んでいます。焚き火向きのローチェアは室内でもベランダでも雰囲気良好(沖田さん)

いち早くローバー型に目をつけたDODが、オリジナルよりもリラックス度の高いロースタイルに改変したのがコレ。座面高31cmで流行のローテーブルはもちろん、自宅リビングではソファと並べてもいい感じになじむ。幅55cm。コットン帆布は張り替えも可能だ。

 

3. クッションを併用すればソファっぽくなる人気ベンチ

キャプテンスタッグ
「CSブラックラベル アルミ背付ベンチ」(7700円)

この通称“鹿ベンチ”を室内に置くだけでアウトドアな雰囲気が醸し出されるという不思議。カモ柄と等高線柄のキャンプアウトシリーズもあります(沖田さん)

爆発的ヒットなった通称・鹿ベンチは幅104cmでリビングに追加しやすいサイズだ。 「CSブラックラベル」はフレームも黒で大人っぽい印象だ。ふかふかのリラックスクッションカバー(6500円)をかけるとますますソファっぽくなる。

▼カバーをかければ雰囲気がかわる!

キャプテンスタッグ
「アルミ背付ベンチ用着せかえカバー」(各5500円)

別売で着せ替えカバーが用意されている。ミリタリーテイストを出せるカーキ、ナチュラルなベージュ、ポップなイエローなど全6色。楽しく迷おう!

 

4. 焚き火動画を見ながらまったり過ごせば雰囲気よし

ロゴス
「LOGOS Life ハイバック あぐらチェアプラス(ブラウン)」(5300円)

リビングであぐらを組み、ゆったりとした時間を過ごせます。ワイドだからフレームがひざにあたりにくいのもいいんです(沖田さん)

あぐらをくめるほど座面が広い(幅56cm)超ローチェア(座面高20cm)。焚き火を前にくつろぐのにぴったりなので、部屋を暗くして焚き火動画を見ればキャンプ気分に浸れる。ハイバックタイプなので、頭まで支えてくれて、リラックス度が高い。

 

■LEDライト

雰囲気のいいあたたかい光を選んで
室内では燃焼系ランタンを使えない。でも、“あの光”がないとキャンプっぽさは半減。大光量でなくていいので、温かみのあるやわらかな光のLEDライトを選ぼう。

5. ハリケーンランタンっぽいけど室内でも安全に使える!

キャプテンスタッグ
「アンティーク 暖色LEDランタン(ブロンズ)」(4000円)

伝統のランタンっぽいデザインだけど、触れてもやけどしないし、倒しても火災の心配はありません。やさしい光は無段階で明るさ調整できますよ(沖田さん)

空前のブームとなっているハリケーンランタンのようなデザインだが、じつは室内でも安全に使えるLEDランタンだ。暖色系の光を放ち、テーブルに置くだけでも雰囲気がよくなる。単三乾電池4本使用で8〜24時間点灯。写真のブロンズのほかに全5色ランナップ。

 

6. 4個セットだからセンスよく組み合わせよう

ロゴス
「リモコンブロックライト(4pcs)」(7900円)

部屋を暗くしてブロックを点在させれば雰囲気よし。4個セットですが、便利なのでつい2セット、3セットと欲しくなります(沖田さん)

ブロックみたいに表面の四角い溝を利用して組み上げられるLEDランタン。単体で小さなライト、組み合わせれば大きなライトとなるのがおもしろい。光は白色、暖色、ゆらめきの3種類で強弱の調整も可能。リモコン付きでまとめて点灯・消灯できるのも便利。

 

■収納ラック&ボックス

リビングのイメージを損なわず気に入ったギアを手元に置く
天然木やアイアンを使ったキャンプ用ラックは見せる収納にぴったり。インダストリアルな雰囲気を目指すなら無骨なギアボックスにいれて無造作にリビングに置くのもいい。

7. ベンチやテーブルとしても活躍するギアボックス

イエティ
「ロードアウト ゴーボックス 30」(4万6000円)

憧れブランドのギアボックスです。無骨な雰囲気ですが、ゴム脚、仕切りボックスなど細部にまで配慮が行き届いています(沖田さん)

屈強クーラーボックスで人気を生んだイエティが作ったギアボックスは、見た目はそのままクーラーだが、ふた裏のファスナー付きの収納ポケットや、取り外し可能な仕切りボックスなど工夫が詰まっている。高さ28.26cmでスツール代わりにしてもいい。

 

8. 見せる収納に役立ち持ち運びも簡単な3段ラック

テントファクトリー
「グランドラック」(参考価格:6050円)

畳めばわずか9.5cmの厚みになるので持ち運びがラク。ギアを飾るだけでなく、調味料や雑誌を整理するという実用的な使い方もOK(沖田さん)

キャンプサイトの小物整理に役立つ定番ラック。天然木を使ったナチュラルな雰囲気はリビングでも使いやすい。ここに気に入ったキャンプギアを飾るだけで雰囲気ががらりと変わる。写真は明るいナチュラルカラーだが濃いブラウンもラインナップされている。

 

■かけるだけ、敷くだけでアウトドアの雰囲気に変身

ペンドルトン
「アイコニック ジャガードタオル BATH」(6700円)
「タオル フォー TWO」(1万5000円)

▲(左)「タオル フォー TWO」(右)「アイコニック ジャガードタオル BATH」

1枚でアウトドアの雰囲気を作れるのがペンドルトン柄。狙い目はバスタオルで、ソファにかける、フロアに敷く、壁に吊るすだけで様になるのでセンス不要。しかも、身体をすっぽり包むブランケットは約5万円のところ、バスタオルなら大判でも2万円以 下で手に入るのがありがたい。

※2020年7月6日発売「GoodsPress」8月合併号掲載記事をもとに構成しています

>> 【特集】家キャン&ファミキャン人気ギア大全

<取材・文/大森弘恵>

 

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