Appleが、2台のiPadを接続して、2画面ノートPCとして使う方法を検討していることが、同社が取得した特許から明らかになりました。
ヒンジ状のアクセサリーで接続
現地時間7月28日に米国特許商標庁(UTPTO)が公開した特許「モジュラー式複数ディスプレイ電子デバイス(Modular multiple display electronic devices)」には、ヒンジ状の専用アクセサリーを用いて2つのデバイス(iPad)を接続する様子が描かれています。
ヒンジ状のアクセサリーは両デバイス間のデータ転送を行うツールとしても機能するようです。
一方をディスプレイ、他方をキーボードとして利用
特許に含まれる図によると、1台は画面側を上にして机などに平らに置き、もう1台をヒンジでつないで立てかけるようにしています。つまり片方はディスプレイ、もう片方はキーボードとして使うことを示唆しています(トップ画像)。
別の図では本のように開いて使う様子も示されています。
また同じサイズではなく、サイズが異なるデバイス同士でもつなぐことができます。下の図は、iPhoneらしきデバイスをディスプレイとし、iPadらしきデバイスをキーボードとして使う例を示しています。
Appleが特許を取得したからといって、製品化されるとは限りませんが、今回の特許が実現すれば、たとえば出先で急に長い文章を書いて送信する必要が生じたものの、手元にはiPhoneとiPadのWi-Fiモデルしかないという場合、iPadを急遽キーボードとして使って文章を作成、LTEで送信、ということもできそうです。
Source:USPTO via AppleInsider
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-303771/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania