犬を溺愛しているのに、犬の毛とフケが誘発するかゆみとくしゃみに悩まされる夫。そんな犬の毛を掃除機で掃除するも、ブラシ掃除は面倒くさいズボラ妻。そんな家族のもとに、パナソニックから発売された「ブラシに毛がからまない」という新コンセプトのコードレススティック掃除機がやってきました。愛犬家族にとって「毛がからまない」というベネフィットはどれほどのものか、さっそく使ってみました!
愛犬クウちゃんにメロメロの夫、
だけどアレルギー症状が再発……?
わが家では1匹の犬を飼っています。4歳になるチワプー(チワワとトイプードルのミックス)の女の子で、名前はクウちゃん。家族でペットショップを訪れた際、他の子犬たちがケージの中で元気にはしゃぎまわるなか、ただ一匹静かに座り、つぶらな瞳で私たちの顔をじっと見つめる様子に、「この子、うちに来たいと言っている……」と意見が一致し、わが家に迎えることになりました。
おとなしそうな子だと思っていたのに、犬のクセに猫を被っていたらしく(笑)、家ではやりたい放題!興奮して家じゅうを駆けまわり、あらゆるものに噛み跡をつけ、ソファを掘るように引っかき続け、もう躾が大変……。それでも夫と息子はクウちゃんを溺愛し、散歩したり、抱っこしたり、一緒に寝る時間に幸せを感じているようです(ただ私が寝ると、クウちゃんは夫や息子の制止を振り切って私のところに来るので、それが不満らしい)。
しかしクウちゃんを飼い始めてから夫に異変が……。顔がむずかゆくなったり、くしゃみをする頻度が増えてきたのです。それも症状が悪化するのは、数日間掃除機をかけなかったり、クウちゃんのシャンプーをサボって少し臭いが気になってきたころ。実は以前から軽いアレルギー性鼻炎を患っている夫、猫アレルギーの症状は自覚していたのですが、クウちゃんの毛やフケをきっかけに、まさかの犬アレルギー症状が出始めてしまったようなのです。
ちなみに調べてみたところ、チワワは抜け毛が多く、トイプードルは少ない犬種だそうで、ミックスのチワプーの場合は毛質がどちらに似るかによって変わってくるそう。わが家のクウちゃんの場合、ふだんから毛は短くカットしているものの、毛質はチワワに近く、やはり抜け毛が増える時期があります。
ブラシが動かなくなって初めて
お手入れする私はダメ主婦?
これには夫もショックを受け、「クウちゃんと触れ合えなくなるのはイヤだ!」と、積極的に掃除機がけしたり、シャンプーしてくれるようになりました。正直、これは私にとってありがたいこと。ふだんから私が家事や犬の世話をすることが多いので、これくらいやってくれて当たり前よね。そう思う一方で、かゆみとくしゃみに耐えながら、クウちゃんに惜しみない愛情を注いでくれる夫のため、せめてこまめに掃除をしてあげるのが、妻の愛情たるものではないだろうか、と葛藤することもしばしば……。
わが家ではコードレススティック掃除機を使っているため、掃除をしようと思えば、いつでもサッと取り出して掃除できます。そのため掃除がけ自体は面倒ではないのですが、つい怠ってしまうのが掃除機のお手入れ。特に回転ブラシは、わざわざ見ない場所なので、たいていはブラシが回転していないことで初めて問題に気づくことになります。そしてブラシにからみついたペットや人の毛を見て「ギャ~!」と驚く、というのが毎度のパターン。
毛のからまりを放置しすぎると、ブラシが回転しなくなって掃除効率が落ちるうえ、取り除くのが本当に大変。いつも夫がクシャンクシャンとくしゃみしながら時間をかけて格闘しています。そういえば結婚3年目の引っ越し時、義父が手伝いに来てくれたのですが、掃除機(当時はキャニスター型)を使おうとして「なんか吸い込みが悪いな」とブラシを見てドン引き!髪の毛やら糸くずやら、あらゆるものがからまっており、カッターだけでは取れない状態になっていました。結局、工具を使ってブラシ部分を分解してキレイにしてくれましたが、あれは恥ずかしかったなあ。あのとき、「これからブラシはこまめに掃除する!」と心に決めたはずなのに。
まるで手品?からんだはずの
毛が消える「からまないブラシ」
そこでさっそく使ってみました。回転ブラシに、髪の毛やペットの毛がからみにくい「からまないブラシ」を搭載した「パワーコードレス」の新モデル「MC-SBU840K」。実は最初に、こんな新製品が出ると聞いたとき、思ったのは「これでブラシ掃除から解放される!」という喜びと同時に、「なんだ、みんな困っていたのね」という安堵感でした。今まで自分は、ブラシのお手入れすらしないダメ主婦だと思っていたけど、みんな同じか(笑)。ちなみにパナソニックの調査によると、回転ブラシに毛がからむことへの不満は93.9%もあったそうです。
パワーコードレスの吸引力は以前から知っているので、「ふむふむ、相変わらずよく吸いますな」と思いながら、掃除していきます。毛がからみやすいカーペットは特に念入りに。ハウスダストなど見えないゴミも感知する「クリーンセンサー」も、犬のフケが気になるわが家にうれしい機能です。
家じゅうを一通り掃除し、ダストボックスにゴミも溜まってきたので、ブラシを見てみたところ、モノの見事に何もからまっていない(笑)!いくら「からまない」とはいえ、多少はからまると思っていたので、軽く感動してしまいました。実をいうと掃除している最中に一度、ブラシを見てみたときは、少し毛がからまりかけていたんです。でもいざ終わってみたら、やはりない!ブラシでかき取った毛をほどきながら中央に集め、そのまま吸引する、という仕組みによるものだそうですが、私からしてみたら、さっきまであった毛がなくなっているので、手品のように感じました。
ブラシ手入れの手間がなくなり
掃除のストレスも低減!
今は時期的に、クウちゃんの抜け毛も落ち着いていますが、これがあれば次の換毛期も安心。特に中型~大型犬で抜け毛が多い犬種だと、その量も半端ないので、ブラシに毛がからまない重要度はより大きくなってくるでしょう。
さらにブラシに毛がからまないメリットは、手間の問題だけではありませんでした。ブラシに毛がついた状態で放置したり、床掃除したりすると、どうしても衛生面が気になりますが、それがなくなったことで、以前より清潔であるという安心感も感じられるように。「ブラシに毛がからまない」のは小さな進化のようですが、頻繁に使うものだからこそ、大事なことだと実感しました。
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000127522/
- Source:デジモノステーション
- Author: