株式会社HIKKYが2020年8月13日~16日の4日間開催する同人誌即売会「ComicVket 1(コミックブイケット ワン)」の会場として、秋葉原の街をVR空間に再現した「バーチャル秋葉原」が公開される。
なお、この「バーチャル秋葉原」は、株式会社ゼンリンの3D都市モデルデータをもとに制作されているとのこと。
実在する60店舗が出店!
今回の舞台となる「バーチャル秋葉原」には、リアルな秋葉原に存在している60の飲食店や家電量販店などが並び、店舗紹介やショッピングクーポンを配るサービスなどを実施する予定。コロナ禍にあって外出しづらい状況のなか、店舗と客の接点の持続が狙いのようだ。
出店企業の一例として、株式会社ドン・キホーテ、カードキングダム オンラインショップ、アクティブAKIBAバッティングセンター、ロボットロボット、横浜家系ラーメン壱角家など幅広いカテゴリの店舗が挙げられる。
そのなかでも、凸版印刷株式会社は、街の中央で「ComicVket 公式ショップby MEET MY GOODS」ブースを展開。そこで、同イベント参加クリエイターの作品が印刷されたTシャツ、マグカップ、プリマグラフィ(デジタルアートプリント)などのグッズを紹介するようだ。
自由に選べる参加方法
参加者の目的や使用機器に応じて最適なプラットフォームを選ぶといいようだ。プラットフォーム選びの参考としてそれぞれの特徴を簡単に説明しよう。
「VRChat」は、世界最大規模の米国プラットフォームで、日本語の解説サイトもあるが英語表示のみだ。不特定多数が会場にいて賑やかな「パブリック」と、自分や友達のみでゆっくり回れる「プライベート」が選べるのが特徴。
「cluster」は、これまで幾度となくTecable(テッカブル)でも取り上げてきた国産プラットフォームだ。スマートフォンに対応しているため、手軽に参加できるのが特徴。「グループビューイング」モードを使い、友達とボイスチャットをしながら回ることもできるという。
「STYLY」もまた、Techableが注目する国産プラットフォーム。1人モード限定のため、マイペースに会場を巡りたい人におすすめだ。インストール不要でPCからWebブラウザで利用できるのも便利そう。また、ARが使えるスマホアプリもあり、自室にブースを召喚して遊ぶこともできるようだ。
- Original:https://techable.jp/archives/132976
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口