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GPSビルトインの4Kダッシュカム「70mai A800」は近接警音で安全運転もサポート!

車載型の映像記録装置であるダッシュカム(ドライブレコーダー)は、主に事故発生時の車内外の状況を映像におさめるものだ。事故の証拠映像として活用する可能性があるだけに映像は鮮明であるにこしたことはない。

そこで、4KのダッシュカムがクラウドファンディングIndiegogoに登場した。香港のスタートアップが開発した「70mai A800」。前方だけでなく後方もとらえるデュアルビジョン。しかも運転中に他の車と接近しすぎると警音で注意を促すなど安全運転もサポートする。

夜間の撮影にも対応

70mai A800は、バックミラー近くと後方の2カ所にカメラを設置することでデュアルビジョンとなる。フロントのカメラにはソニーのIMX 415 CMOSセンサーを搭載し、画質は最高4K UHD。レンズの画角は140度とワイドアングルだ。

後方のカメラも使ったデュアルビジョンモードでは最高解像度はフロントビューが2560×1600ピクセル、リアビューが1920×1080ピクセルとなる。加えて3Dダイナミックノイズリダクション技術により、明るさが十分でない環境でもクリアなイメージとなるスーパーナイトビジョンも搭載する。

フロントデバイスのスクリーンは3インチHDディスプレイで、ボタンを押して前後の映像を切り替えられる。

車間が詰まるとアラート

70mai A800にはGPSがビルトインされ、万一時には位置情報付きの証拠映像として使えるが、何より重要なのはやはり事故を回避することだろう。そうしたことから、70mai A800は安全運転アシスタンスシステムを搭載している。前の走行車を自動でとらえ、車間が詰まってきたらアラート音が出るようになっている。

また、70mai A800には駐車中の異変をキャッチして自動で録画が始まるパーキングモードも用意されている。駐車場などに置いている間にぶつけられるなど衝撃を感知すると、録画が始まると同時にユーザーのスマホアプリに異変を通知する。

撮影・保存された映像は70mai A800に接続させたスマホで閲覧できる。ドラコレとしてだけでなく、スマホからカメラを操作して写真やビデオを撮ってシェアするといった使い方も可能だ。

70mai A800はこのほどIndiegogoに登場したところ、ものの20分で目標額を達成する人気ぶり。記事執筆時点の出資額は115ドル(約1万2000円)〜となっているが、おトクに入手したい人は早めにチェックしたほうが良さそう。出資は8月28日まで受け付け、9月にも発送が始まる見込みだ。

70mai A800/Indiegogo

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