株式会社TKC(以下、TKC)は、「TASKクラウド スマート申請システム」(以下、スマート申請システム)を開発。大阪市が同システムを活用し、8月7日からオンライン申請サービスを順次開始する。
行政手続きのオンライン化をサポート
誰にでも操作しやすいことも特徴のひとつで、さまざまな条件による手続きの検索に対応。また、質問への回答に応じて必要な手続きを案内する「手続き判定ナビ」なども利用可能となっている。
大阪市の協力を受けて開発
今回のシステム開発にあたっては、これまでオンライン化事業に取り組んできた大阪市が協力。同市は2017年度に、約3,000件に上るすべての申請手続きを対象として、オンライン化へ向けた課題の洗い出しなどを行った。2018年5月には、「大阪市行政手続きオンライン化推進計画」を取りまとめている。
その後、前述の計画を支援するシステム開発に関して総合評価型一般競争入札が行われ、TKCが選出された。そして昨年8月の契約締結後、TKCと大阪市はスマート申請システムの研究開発を行ってきた。
大阪市は同システムを活用し、8月7日からオンライン申請サービスを順次スタート。今年度中に約200の手続きへ対応させる計画とのことだ。
なお、スマート申請システムは開発途中であり、パッケージシステムとしての完成は来春を予定している。来春以降のさらなる機能強化も見込まれており、TKCと大阪市は引き続き取り組みを進めていく。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/133131
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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