Impossible Foodsによると、同社が開発した植物由来の人工肉製品を米国時間7月30日から米国最大のスーパーマーケットであるWalmart(ウォルマート)で買えるようになる。ウォルマートをはじめ、全米各地の小売企業との契約で同社の物理的な供給地域はこれまでの50倍になった。
今後Impossible Foodsの製品は、全米2000店あまりのWalmart SupercentersとNeighborhood Marketsで買えるようになる。さらに、動物の筋組織から作ったFrankenmeat(フランケンミート)については同社のウェブサイトやモバイルアプリでも購入可能だ。
さらにまた同社は、ソーセージ代替品であるImpossible Sausageの流通網の拡大も発表した。ほんの数カ月前にCESで発表されたこのソーセージは、いまでは2万2000軒以上のレストランで使われ、食品流通業者経由を合わせると米国内の採用レストランの数はもっと多い。同社は店舗や商品、サービスの評価サービスであるYelpと協力して、このクラウドソーシングな格付けサービスで上位になったレストランのメニューにもソーセージを載せてもらった。
同社はまた、D2Cのeコマースサイトでインフルエンサーマーケティングを展開し、米国の大陸部分からの75ドル以上の注文は送料無料としている。
さらに、同社の最近のアップデートとウォルマート進出の機会をとらえて、これまでの食肉業界に差をつけようとしている。同社の主張によると、その製造施設は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けておらず、食肉処理場がウイルスの深刻な被害地になったこと(The Guardian記事)と対照的である。
画像クレジット:Impossible Foods
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)