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うちわよりスマート!ちょっとほしくなるBBQの送風グッズ3選

BBQでの火加減、どうしていますか? 炭は時間が経つと表面に白い灰をまとって火力が落ちてしまいます。そこでうちわや息で炭表面の灰を吹き飛ばし、燃焼に必要な空気を取り入れることで火力が復活します。

ただ、うちわで風を送ったり、息を吹きつけたりすると灰がぶわっと立ち上がってせっかくの食材が灰だらけ。そんな失敗もBBQのおもしろさですが、もっとスマートにやりたいですよね。

そこで使いたいのが局所的に風を送るブロワーと火吹き棒です。

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1. 電池不要でいつでも使えるブロワー

キャプテンスタッグ
「パワー送風機」(1900円/税別)

釣り竿のような形のブロワーです。ハンドルあたりはポリプロピレンですが先端はアルミ製なので熱にも強い設計。

ハンドルをくるくる回すだけで風を送れて、電池切れの心配無用。ハンドルを回すタイプの道具は得てして速く回して疲れて嫌になってしまいますが、こちらは「パワー送風機」と名付けられているだけあり、ゆっくり回すだけなのに十分な風が出るので疲れ知らずです。

>> キャプテンスタッグ

 

2. 柔らかな風が出る火吹き棒

ペトロマックス
「ファイヤーブロウパイプ」(4200円/税別)

長く伸びる新作火吹き棒です。決して小さくはなりませんが、持ち手と吹き込むところが木製でデザインはかなり優秀。

息を吹き込む側にはペトロマックスのドラゴンの焼き印が。ファンにはたまらない仕様です。

両手でしっかり持てます。背の低い焚き火台やローポジションのBBQグリルでは問題ありませんが、BBQグリルをハイポジションにすると、子どもなど背が低い人は「ファイヤーブロウパイプ」を短くしても斜めに持つため狙いにくいかも。でも、筒が太く、柔らかな空気をたっぷり送れます。

>> ペトロマックス

 

3. オイルライター付きになったコンパクト火吹き棒

バーゴ
「アルティメットファイヤースターター ブレイズ」(4600円/税別)

同ブランドの「アルティメットファイヤースターター」(3600円/税別)と同じテレスコピックタイプの火吹き棒で、この「ブレイズ」にはフェロセリウムロッドの代わりにオイルライターが装備。収納サイズが約3cm長くなりましたが、より簡単に焚き火ができるようになりました。

黒い樹脂部分を引き出せばライターが出てきます。フェロセリウムロッドで火花を飛ばすのは楽しいですが、オイルライターのほうが断然実用的。市販のライヤー用オイルを入れればいいので、ランニングコストも良好です。

筒が細く、狭い範囲に長く空気を送れます。吹き口と棒の先端はシリコン製。溶けそうに思えますが、熱に強く、唇が触れても嫌な感じがしません。

>> ケンコー社

*  *  *

タイプの違うブロワーと火吹き棒3種類を試してみました。共通点は、電池がなくても使えること。そして、ピンポイントに風を送れるので、灰が大きく舞うことがない。食材を全部移動させなくても大丈夫で、使いたいときにサッと使えるのが気持ちいいんです。

どれを選んでも重宝しますが、筒の直径によって風を送る範囲が変わります。特に火吹き棒の場合は、細く長く息を吹き込むなら細め、やわらかな風を吹き込みたいなら太めなど、太さによって吹き心地も変わるので、アウトドアショップの店員に聞くかクチコミを確認し、好みの吹き心地を選びましょう。

<文/大森弘恵 写真/田口陽介>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

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