Appleは買収した企業が開発していた天気予報アプリ「Drake Sky」のAndroid版を当初の予告より少し遅れて8月1日に廃止しました。これでAndroidスマートフォンではDark Skyが使えなくなってしまいました。
3月に買収
天気予報アプリ「Drak Sky」は天気情報を視覚的にわかりやすく表示するアプリであり、このアプリの開発企業は2020年3月にAppleに買収されました。その時点では7月1日にAndroid向けアプリの廃止が予告されていましたが、予告より1カ月遅れとなる8月1日にAndroidスマートフォン向けのアプリからのアクセスが不可能となりました。
Oh no! Dark Sky is GONE! It was my favorite weather app. pic.twitter.com/jJtWkqtUpO
— Ron Lecours, CFP (@RonLecours) August 1, 2020
アプリの有料会員には返金処理が行われると案内されていますが、慣れ親しんだ天気予報アプリが使えなくなってしまうことはユーザーにとっては悪いニュースです。なお同時にWebサイトでの天気予報も終了と予告されていましたが、こちらは当面存続することがアナウンスされています。
囲い込みに利用?
Appleがどのような意図でAndroidアプリを廃止したかは不明ですが、ユーザーにとっては馴染みのアプリが使えなくなってしまうのは問題です。AppleとしてはDark Skyを使いたかったらiPhoneを購入して欲しいと考えているのかもしれませんが、これはあまりユーザーには優しいやり方ではないでしょう。
今回はAppleによる買収だったためiPhoneユーザーにはあまり大きな影響は出ないかもしれませんが、逆にGoogleがアプリ開発企業を買収してiOSアプリを廃止するといった動きが増えればiPhoneユーザーにとっても大きな問題になるかもしれません。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-304578/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania