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コーセーがデジタルを駆使した新たなパーソナライズ美容提案

株式会社コーセーは、同社のコンセプトストア「Maison KOSÉ」において、デジタルを駆使した、新たなパーソナライズ美容提案することを発表した。

3Dスキャンでフィットするマスクを実現

「Maison KOSÉ」は、2019年12月にオープンしたデジタルと体験を融合させた新感覚の店舗。これまでに、同社のブランドを横断した様々な美容コンテンツを展開してきた。

今回新たな取り組みとして、3Dスキャンによる個々人の顔型に合わせたシートマスクの提供と、画像解析を用いた毛髪診断システムおよびスタイリストによるカウンセリングと施術が追加される。

3Dスキャンを活用し、個々人の顔型に合わせたシートマスクを提供する「FACE MASK FACTORY」は、店頭で顧客の顔を3Dスキャンで撮影し2Dデータに変換、得られた顔画像に基づいてレーザー加工機でシートマスクを裁断し、瞬時に提供するというサービス。

従来のシートマスクは、一般的な顔の形状やサイズに合わせて作られており、大きさが合わないことで密着せず、剥がれやすくなったり、フィット性が悪いなどの一部課題があった。しかし、高解像度3Dスキャン技術を使用することで、個々人の顔型に合わせたマスクの提供を可能にしたという。

画像から毛髪診断

さらに、画像処理技術を用いて、顧客の髪質、毛髪状態を客観的に評価できる毛髪診断システムも開発。プロによるシャンプーとブロードライが受けられるブローバーにて、実証実験を実施するという。同システムにより、顧客の主観だけでなく、画像処理を駆使した客観的な毛髪診断を組み合わせた新たなアプローチが可能になる。

ちなみに、資生堂も最新のテクノロジーとヒューマンタッチを融合させた美の体験を提供する施設を銀座にオープンすることを発表。多様化する美へのニーズやライフスタイルに対応し、五感を使って自由に楽しく化粧品を試せるデジタルテスター、顧客のニーズに合わせた美容カウンセリング、日本初導入の先端メディテーション体験できる店舗だといい、同施設も最新のテクノロジーと美容を体験できる場所として注目が集まっている。

コーセー

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