株式会社コーセーは、同社のコンセプトストア「Maison KOSÉ」において、デジタルを駆使した、新たなパーソナライズ美容提案することを発表した。
3Dスキャンでフィットするマスクを実現
今回新たな取り組みとして、3Dスキャンによる個々人の顔型に合わせたシートマスクの提供と、画像解析を用いた毛髪診断システムおよびスタイリストによるカウンセリングと施術が追加される。
3Dスキャンを活用し、個々人の顔型に合わせたシートマスクを提供する「FACE MASK FACTORY」は、店頭で顧客の顔を3Dスキャンで撮影し2Dデータに変換、得られた顔画像に基づいてレーザー加工機でシートマスクを裁断し、瞬時に提供するというサービス。
従来のシートマスクは、一般的な顔の形状やサイズに合わせて作られており、大きさが合わないことで密着せず、剥がれやすくなったり、フィット性が悪いなどの一部課題があった。しかし、高解像度3Dスキャン技術を使用することで、個々人の顔型に合わせたマスクの提供を可能にしたという。
画像から毛髪診断
ちなみに、資生堂も最新のテクノロジーとヒューマンタッチを融合させた美の体験を提供する施設を銀座にオープンすることを発表。多様化する美へのニーズやライフスタイルに対応し、五感を使って自由に楽しく化粧品を試せるデジタルテスター、顧客のニーズに合わせた美容カウンセリング、日本初導入の先端メディテーション体験できる店舗だといい、同施設も最新のテクノロジーと美容を体験できる場所として注目が集まっている。
- Original:https://techable.jp/archives/133290
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka