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Macで「充電していません」と表示されるのはバッテリー状態管理の機能のせい?

macbook pro
 
Appleは、MacBookの充電時に「充電していません」と表示されるのは、バッテリー状態管理の機能が動作している可能性がある、と新たなサポートページで説明しています。

一時的に最大充電値が下げられている?

Appleが現地時間の7月31日付で公開した「Macのノートブックの充電時に’充電していません’と表示されるとき」のページでは、MacBookのバッテリーが充電されないとき、バッテリー寿命を引き伸ばすためのバッテリー状態管理の機能が働いている場合があり、正常の動作である、と記されています。
 
バッテリー状態管理の機能の一環としての「充電していません」表示は、Thunderbold 3とmacOS Catalina 10.15.5以降搭載モデルで行われます。
 
Appleはバッテリーの状態管理の仕組みについて、次のように説明しています。
 

macOS 10.15.5のバッテリー状態管理は、化学的経年劣化の進行を遅らせて、バッテリーの耐用年数を延ばすことを狙いとした機能です。バッテリーの温度の履歴や充電バターンを観察して、その目的を果たします。

 
バッテリー状態管理がオンになっている場合、ときどき「充電していません」と表示されることがありますが、これは一時的に最大充電値が下げられていることによるもので、デバイスの使用具合を見計らって100パーセントまで充電が継続されるとのことです。

充電が正しく行われない他の原因も

Appleは、MacBookで「充電していません」と表示されるとき、十分な電力が得られていない可能性がある、とも同時に記載しています。その場合、正しい充電アダプターとケーブルを使用していないか、電源の電力が足りていないのが原因であるとされています。
 
 
Source:Apple [1], [2] via MacRumors
(lexi)

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