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2020年4月〜6月の世界タブレット出荷台数は26%増、iPadがシェア約4割

Apple 10.2インチ iPad
 
調査会社Canalysが発表した、2020年第2四半期(4月〜6月)世界PC・タブレット出荷台数によると、在宅勤務や自宅学習のニーズにより、タブレットは前年同期比26.1%もの増加を記録しました。iPadシリーズが前年同期比19.8%増加の1,425万台でシェアトップを獲得しています。

iPadが1,425万台出荷、前年同期比約2割の伸び

Canalysによると、2020年第2四半期(4月〜6月)のタブレット総出荷台数は3,754万台で、前年同期比26.1%の大幅な伸びを記録しました。
 
メーカー別出荷台数では、AppleのiPadシリーズが前年同期比19.8%の伸びとなる1,425万台を出荷し、シェア38.0%で圧倒的な首位に立っています。
 
Appleは先日の四半期業績発表で、2020年4月〜6月期におけるiPadの世界売上高が、前年同期比約31%増となる65億8,200万ドル(約6,897億円)だったと発表しています。
 

 
2位以下はSamsung、Huawei、Amazon、Lenovoで、各社とも前年同期から2ケタ成長となっています。
 

 
Canalysは、2020年第2四半期のタブレット市場について、新型コロナウイルスの影響を受けたリモートワークと自宅学習により、PCよりも手頃なタブレットの需要が高まったこと、各メーカーが需要に応じて製品を供給できたことを挙げています。
 
また、仕事向けの高い生産性を求めるユーザーからは、iPad ProとMagic Keyboardのようなデタッチャブル(取り外し式)モデルの人気が高まりました。

タブレットを含むPC出荷、前年同期比14.3%増

タブレットを含むPCの出荷台数は約1億1,050万台で、前年同期比プラス14.3%の2ケタ成長でした。
 
出荷台数トップはLenovoで出荷台数2,020万台(シェア18.3%)、2位がAppleで1,960万台(シェア17.7%)でした。Appleは出荷台数を前年同期比で17.9%伸ばしています。
 

 
2020年4月〜6月は、減少傾向にあったタブレットの出荷台数が大幅に増えたのが特徴的でした。
 

 
 
Source:Canalys via MacRumors
Photo:Apple
(hato)

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