本サービス向け、2019年11月〜2020年3月まで参加11社にてトライアルを実施した結果、サービスの安全性と有効性が確認できたことから今回の募集に踏み切った。トライアル中では、参加者が限られていた、遠隔地からの参加者が多いという状態だったが、以下のようなデータが得られたという。
- AIによるアシストの受入率62%、かつ全体の違反行為は0%
- チャット開通後1カ月以内でのデートへの進展率が、AIナビゲーションがない場合に比べ4倍(8.3%→32.8%)
- デートに誘った場合の受諾率が、AIナビゲーションがない場合に比べ8倍(10.3%→88.0%)
すでにAillを導入している企業は、NTTグループ、みずほグループなど約20社。大手会員制福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を運営するベネフィット・ワンと業務提携しており、ベネフィット・ステーションのサービスメニューから利用できる。なお、ベネフィット・ステーションを使える企業すべてが対象でなく、Aillを福利厚生サービスメニューの対象とするには事前審査など、ここでも安全性を担保している。
AIのナビゲートにどれだけ頼るかは本人次第だが、結果的な既婚者との不倫や大幅なプロフィール詐称の被害遭うリスクを事前に排除できるメリットは大きいだろう。
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/08/05/aill-started-pre-registration/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Hiro Yoshida