GoogleマップがApple Watchに対応し、徒歩や自転車、車の経路を手首で確認できるようになった。
ただしフル機能のマップを手首で利用できるわけではない。新しいアプリは保存されている場所(家や職場など)への経路案内を主眼としている。それ以外の場所へのナビゲーションを開始するには、まずiPhoneで経路を調べてから「続きをApple Watchで見る」とGoogle(グーグル)は説明している。
数年前にグーグルはApple Watch向けのマップを提供していたが、2017年にサポートを終了した(Lifewire記事)。watchOS向けのGoogle Mapsアプリは今後数週間で全世界に公開される。
watchOS向けの新しいマップに加え、Apple(アップル)のCarPlayとの連携も若干強化された。iOS 13.4でCarPlayのダッシュボードが他社製アプリに対応したためだ。CarPlayでGoogleマップをよく使っている人なら、ダッシュボードでアップルのマップに戻されてしまうだけなのでイライラを感じていたかもしれない。
アップルはもともとiOS 12のリリース時(未訳記事)にCarPlayで他社製のナビゲーションアプリをサポートした。ただしその時点では、他社製アプリはフルスクリーンモードのみに限定されていた。今回のアップデートではGoogleマップのナビゲーションをそのまま利用し続け、さらにメディアコントロールやカレンダーも同時に表示できるようになった。
画像クレジット:Google
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(翻訳:Kaori Koyama)