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ウェザーニュースが15時間先の雨雲を確認できるレーダーの提供開始

株式会社ウェザーニューズは、15時間先までの雨雲の動きを250mメッシュ/10分間隔で確認できる業界初の雨雲レーダーを、「ウェザーニュース」アプリの「雨雲レーダーCh. Zoomモード」にて提供開始。台風やゲリラ豪雨への対策に役立ててもらうことを目的とした業界初のサービスだという。

15時間先までの動きを感知

提供が始まった新雨雲レーダーでは、従来1〜5kmメッシュ/1時間間隔でしか見ることができなかった15時間先までの雨雲の動きを、250mメッシュ/10分間隔で見られるようになっており、雨の予報を高解像度で長時間先までレーダー画像で確認することが可能になった。

以前の機能と比較すると、250mメッシュ/10分間隔という高解像度を保ちつつ、対象時間を3時間から15時間へ大幅に延長。これまでにないハイレゾリューションで長時間先までのレーダー画像が見られるようになっており、雨の降り出しや降り止み、降り方の強弱などの詳細な変化がより直感的にわかりやすくなっている。

独自の気象モデル採用

同機能のために、過去数年分の独自の気象モデルの予測結果と雨雲レーダーの実況画像を学習したAI技術を導入。この結果、5kmメッシュ→250mメッシュのダウンスケーリングに成功している。独自の気象予測モデルの予測結果を用いているため、新たな雨雲の発生や雨雲の発達・衰弱、地形による効果も加味したより精度の高い雨雲の動きを確認することができ、これからの季節、台風やゲリラ豪雨への備えとしてもご活用することが可能だ。

同社は、7月には熱中症の予防や対策に役立てるため、「ウェザーニュース」アプリで、新機能「熱中症レーダー」の提供も開始。暑さ指数(WBGT)に基づく熱中症リスクを250mメッシュでマップ表示し、24時間前から現在までの熱中症リスクと今後24時間先までの予想を確認できるというサービスになっている。

台風やゲリラ豪雨が頻発し、また猛暑の日が続くこの時期は、被害を避けるためにもアプリなどを積極的に活用していきたい。

株式会社ウェザーニューズ

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