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5G非対応のiPhone12、2021年春に発売?Wedbush証券予測

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5G非対応のiPhone12が、2020年ではなく2021年に発売される、との予測をWedbush証券のアナリストが発表しました。ただし、予測内容には疑問点も残ります。

2020年秋に発売との予測を修正

2020年秋のiPhone12は、3サイズの4モデルが発売され、5Gに対応するとの情報が有力視されています。
 
「iPhone12は、5Gモデルと4Gモデルが併売される」との予測を発表していたWedbush証券のダン・アイブス氏らが、サプライチェーンから得た情報をもとに予測を修正した投資家向けメモを公表しました。
 
アイブス氏らは、5G非対応のiPhone12の発売時期は、2021年の2月頃になると予測しています。
 
同氏は、5G非対応のiPhone12の販売価格は、5Gモデルよりも低価格になり、800ドル(約85,000円)程度だろう、とBusinessInsiderに述べています。
 
また、Appleは世界的な景気後退の状況を踏まえて、5Gモデルの価格はiPhone11 Proと同じ999ドル(日本では税別106,800円)に据え置くだろう、とも予測しています。

モデル構成、発売時期、価格ともに疑問

テクノロジーメディアiMoreは、今回のアイブス氏らの予測には奇妙な点がいくつもある、と批判しています。
 
まず、手頃な価格帯のiPhoneとしては、すでにiPhone SE(第2世代)が2020年春に発売されたばかりであり、2021年2月の発売は現実味がありません。
 
また、iPhone12シリーズは4モデル構成が濃厚とされている中、5モデルめの存在についてはこれまでに有力情報がありません。iMoreは、アイブス氏はiPhone12シリーズのスタンダードモデルは発売が遅れると言いたいのかもしれない、とコメントしています。
 
また、5G非対応モデルの価格が800ドルから、というのはiPhone SE(第2世代)の399ドル(日本では税別44,800円)という価格と比べても、リーク情報で実績のあるジョン・プロッサー氏が発表した5Gモデルで649ドル(約69,000円)からという情報と比べても高すぎます。
 
なお、iPhone SE(第2世代)の大画面版で「iPhone SE Plus」と噂されるモデルについては、発売が2021年になる、との情報があります。ただ、iPhone SE(第2世代)の399ドルからという価格と比較すると、800ドルは高すぎます。
 
 
Source:Business Insider, iMore
Photo:svetapple.sk
(hato)

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