「やんばる(山原)」と呼ばれる沖縄本島最北部の玄関口にあたる名護市。
東西を海に囲まれ、美しい山々が連なるこのエリアには地元の人しか知らないディープなスポットが満載だ。
定番の観光スポットには行かない、新しい沖縄旅行を満喫しよう。
地元の人がこっそり通う
ディープな二泊三日沖縄旅
夏の旅行先として人気の沖縄。平時であれば夏休みシーズンは混雑必至だが、withコロナ時代において、家族で安全に沖縄を楽しむためにはどうすればよいのだろうか?
「沖縄本島の定番観光スポットは観光客で密になる可能性があり、落ち着いて楽しめないかもしれません。ですので、私のおすすめは沖縄の地元の人たちがこっそり通う、知る人ぞ知るディープスポットを巡る旅です。定番の観光地に行かずとも、沖縄は家族で楽しめる場所がたくさんあるんですよ」とトラベルプロデューサーの堀真菜実さん。
今回、堀さんがおすすめしてくれたエリアは、沖縄本島の北部に位置する名護市。美ら海水族館があることでも有名な場所で、山や森林など自然が多く残っている「やんばる」の玄関口としても知られている。
「名護は那覇空港から車で約1時間10分。東西を海に囲まれ、大自然が残る山々が連なっているエリアです。沖縄というと海をイメージしますが、名護では山遊びも堪能できるのがポイント。また、名護市街には、地元民から愛される市場や飲食店がありますし、ちょっと足を伸ばせば沖縄文化を楽しめるモノ作り体験なども揃っています。二泊三日の旅程では足りないくらい、名護周辺には知られざるスポットがいろいろあるんです」
どこに行っても観光客でいっぱい、という沖縄旅行は今の時代よろしくない。Withコロナ時代の沖縄旅行は、観光客が知らない穴場スポットが満載の名護に注目だ。
Deep Travel
First day
Okinawa : Nago
First day | |
---|---|
time | 14:00 |
place | 名護市営市場 |
ディープな名護情報はここで!
昼過ぎに那覇空港に到着。レンタカーを借りたら沖縄自動車道を北へ走り名護市を目指す。最初の目的地は大正時代から続く名護市の台所「名護市営市場」。地元客が集まるローカルな市場で、新鮮な肉や魚などの生鮮食品からお菓子や土産物までなんでも揃う。買い物をすると「し~ぶん」といってオマケをもらえるので、ぜひ体験してみよう。市場の一階の角にある「ナゴラブ情報スポット」は、ディープな名護情報が手に入る場所。こちらも立ち寄ってみよう。
First day | |
---|---|
time | 15:00 |
place | ホテルヤンバルニア |
一棟貸し切りだから、
赤ちゃん連れでも安心!
宿泊地は一日一組限定「ホテル ヤンバルニア」。カリフォルニアを意識したスタイリシュなコンドミニアムで、庭付き2LDKの間取り。システムキッチンやジャクジーバス、最新の生活家電など、アメニティの取り揃えも完璧だ。市街地までは車で5分と、名護観光の拠点には最高の立地。最大で8名までの利用が可能なため、三世代での利用も人気だ。
address:沖縄県名護市屋部538-2
phone :0980-43-9570
First day | |
---|---|
time | 18:00 |
place | シーサイドカフェ ブルートリップ |
名護湾の海と夕日を一望できる隠れ家カフェ
夕食はホテルに戻って自炊もありだが、天気が良い日におすすめなのが名護湾に面した秘密基地風のカフェ。店内からは穏やかな名護湾が一望でき、日没の時間には見事なサンセットが眺められると地元民から評判。契約農家から届く新鮮な野菜と地元の食材を使ったカフェメニューのほかに、一日一組限定のサンセットBBQがプラン(1名2000円)もある。
address:沖縄県名護市東江5-14-20
phone :0980-54-3541
Deep Travel
Second day
Okinawa : Nago
Second day | |
---|---|
time | 10:00 |
place | クックハル |
日本でも数少ないコーヒーベルトの北限に位置する沖縄で、コーヒー豆の焙煎体験ができるのがカフェ「クックハル」。ランチ付きで7000円のツアーは、朝10時に集合して、まずは近隣のコーヒー農園を散策。その後、焙煎~ランチ~コーヒテイスティングと続く。9時からモーニングが食べられるので、朝食での利用もおすすめだ。屋我地島のはちみつや朝採れの島野菜など、地元の農産物も販売。
address:沖縄県名護市名護4607-1
ネオパークオキナワ駐車場奥
phone :0980-43-7170
Second day | |
---|---|
time | 13:00 |
place | リバートレッキング |
名護の山の中はまさにジャングル
沖縄といえば海が定番。でも、名護に来たからには山遊びにもチャレンジして欲しい。「おきなわさんぽ」が提供する自然体験ツアーの中でも、ジャングルの中を歩いたり泳いだりしながら上流の滝を目指すリバートレッキングは、小学生以下の子供連れにもぴったりのアクティビティ。木漏れ日の中を歩いていくので、ビーチの暑さが苦手なママも安心だ。
Second day | |
---|---|
time | 18:00 |
place | 蓬莱 |
名護の山の中はまさにジャングル
名護のディープな夜を満喫するのであれば、地元民が愛する居酒屋「蓬莱」に行くべし。女将さんが作るのは、沖縄の家庭料理だけでなく、古くから伝わる琉球料理やヤギ肉の刺身など珍しい食材が豊富。常連たちが三味線を奏でる沖縄独特の雰囲気も堪能できる。ホテルまでは車で10分の距離なので、お酒を嗜むのであればバスか代行サービスを利用しよう。
address:沖縄県名護市城1丁目7-2
phone :090-1080-9702
open :16:00~21:00(日曜日定休日)
Deep Travel
Third day
Okinawa : Nago
Third day | |
---|---|
time | 10:30 |
place | 屋我地ビーチ |
観光客が素通りする穴場のビーチ
最終日、ホテルをチェックアウトした後に向かいたいのが穴場の離島「屋我地島」。旅好きの間ではその先にある古宇利島の方が有名だが、夏のシーズンは駐車場やビーチが混雑するので回避するのが賢明だ。屋我地ビーチでは、干潮時になると離島へとつながる道、通称ピュアロードが現れるので必見。ビーチの入場は有料(大人500円、子供300円)となるが、駐車場代とシャワー代も含まれる。
屋我地ビーチ
address:沖縄県名護市字屋我143
phone :0980-52-8123
Swimming time:8:00~17:00
Third day | |
---|---|
time | 11:30 |
place | カラン カフェ+ザッカ |
屋我地島内にはお洒落なカフェが点在する。名護市内にある「しまドーナツ」の2号店として2015年にオープンした「カラン カフェ+ザッカ」では、ランチのほかに名物のドーナツもおすすめ。カフェスペースの横には沖縄のクリエイターたちの作品を扱う雑貨店も併設している。
address:沖縄県名護市運天原522
phone :0980-52-8200
Third day | |
---|---|
time | 13:00 |
place | アトリエ43 |
旅のお土産にもぴったりのシーサー作り体験ができる「アトリエ43」。1時間ちょっとで気軽にできるものから、手びねりで作る本格的なものまで、一味違ったシーサー作りが楽しめる。
address:沖縄県名護市済井出252
phone :0980-52-8027
島の恵みがもたらす自然そのままのはちみつ
お土産としておすすめなのが「屋我地島はちみつ(1600円/180g)」。香りが高く、花の蜜そのものの味わいに、初めて食べた人は必ず驚くと話題の一品。屋我地島内のカフェや、名護市内のレストランなどで取り扱っているが、すぐに売り切れてしまうそうなので、見つけたら即ゲットしておきたい。
おきなわ Bee Happy の「屋我地島はちみつ」
取り扱い店舗:カラン、ブルートリップ、クックハル 他
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000128564/
- Source:デジモノステーション
- Author: