著名アナリストに「品質上の問題を抱えている」と言われたiPhone12用カメラレンズのサプライヤーが「何も問題は発生していない」と反論しています。
著名アナリストが「レンズの品質に問題」と言及
先日、Apple関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏が調査資料で、iPhone12用カメラレンズサプライヤーとみられるGenius Electronic Opticalについて、「製品に品質上の問題を抱えており、部品の供給に遅れが生じる」と言及しました。
同氏は、Genius Electronic Opticalのレンズに供給遅延が生じても、別のレンズサプライヤーLargan Precisionからの供給により、iPhone12の発売時期に大きな影響はないだろう、とも述べています。
「製造に何も問題はない」と反論
台湾メディアDigiTimesによると、Genius Electronic Opticalはクオ氏の報告について「製造は何も問題なく続いており、顧客の需要は通常どおりだ」と反論しています。
なお同メディアは、Genius Electronic Opticalの品質問題の有無にかかわらず、Largan PrecisionがiPhone12用カメラレンズを供給する予定で、iPhone12の発売時期に影響は出ない、と伝えています。
iPhone12、量産本格化か
最近、iPhone12の組み立ての中核を担う大手サプライヤーのFoxconnが、iPhone12の量産本格化に向けて積極的な求人を行っていると報じられています。
先日、Appleの最高財務責任者(CFO)が次期iPhoneの発売について「通常よりも数週間遅れる」と明言していることから、iPhone12の発売は10月になるとみられます。
Source:DigiTimes, MacRumors
Photo:Enoylity Technology/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-306270/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania