アウトドアアクティビティが好きな家族には、雄大な大自然が残る沖永良部島がおすすめ。
本島からは鹿児島空港か那覇空港を経由してのアクセスとなるので、行きやすいとは言い難いが、他のエリアでは味わえない濃厚なアドベンチャーが体験できる。
大自然に圧倒される、
二泊三日のアドベンチャー
鹿児島から南へ約550km、奄美群島の南西部に位置する沖永良部島は、2018年の大河ドラマ『西郷どん』のロケ地にも使われた島。世界中から愛される純白の百合「えらぶゆり」をはじめ、色鮮やかな花が一年中咲き誇り、島内には大小300もの鍾乳洞があることから“花と鍾乳洞の島”とも呼ばれている。
「いい意味で観光地化していないので、人が密集しないというところがwithコロナ時代にぴったりのポイントです。手つかずの大自然が残っていて、日常にはないアドベンチャー気分が味わえるので、冒険好きな小さな子ども連れにおすすめです」(堀さん)
サンゴ礁に囲まれた海はダイビングのスポットとしても有名。ウミガメと一緒に泳げるシュノーケリングツアーや、鍾乳洞の中を探検するケイビングツアーなど、アウトドアアクティビティには事欠かない。
「中でも、地元の方も家族旅行におすすめしているのがケイビングです。親が子供を楽しませるための“お出かけ”ではなく、親と子が一緒に何かをクリアする“冒険感”は、日常ではなかなか味わえません。洞窟によって難易度や料金も変わってくるので、お子さんの年齢やレベルに合わせて選んでみてください」(堀さん)
写真はツアーで行ける洞窟の中でも、最も難易度の高い「銀水洞」。10歳以上、ケイビングツアー参加2回以上が参加の条件となるが、初心者向けのツアーでもこれに匹敵する絶景を楽しめる。夏休みの思い出つくりには最高の体験になるはずだ。
NEW OPEN
島の農産物がお得に買えるECサイト
沖永良部島の農産物を少しお得に購入できるECサイト「花の島の恵み」がオープン。サイズが不揃いの「ご家庭用の完熟マンゴー」は1kg(3~4玉)で2000円(送料別)とお買い得! 数量限定なのでお早めに。
Deep Travel
First day
Kagoshima : Okinoerabu island
First day | |
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time | 14:00 |
place | 一棟貸し古民家 MI-YA |
鹿児島空港か那覇空港を経由して沖永良部空港に到着したらレンタカーを借りよう。目指す宿泊地は沖永良部で二番目に高い山の裾野に位置する古民家。空港からは車で約20分の道のりだ。広い屋内にはボルダリングができる壁やハンモックが常設されているので、子供たちが喜ぶこと請け合い。家電類はもちろん、無線LANも完備。
address:鹿児島県大島郡和泊町根折1073
price :1万2000円/一泊(6人目以降はプラス2000円/一泊)
First day | |
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time | 15:00 |
place | 自然体験アクティビティ専門店 feel it |
一部の島民しか知らないシュノーケリングスポット
沖永良部島に来たらぜひとも体験したいのが、ウミガメと泳ぐシュノーケリングツアー。自然体験アクティビティ専門店「feel it」のシュノーケリングコース(大人1万円、子供7000円)では、島の人でも一部の人しか知らないという秘密のスポットでシュノーケリングが楽しめる。色鮮やかな魚たちの住む海は、まさに海の楽園だ。
First day | |
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time | 19:00 |
place | 居酒屋 漁り火 |
一部の島民しか知らないシュノーケリングスポット
沖永良部には、いわゆる観光客向けの飲食店が少ない。そのため、どの店も島民が利用するからクオリティが高く、訪れれば土地の雰囲気を感じることができる。夕飯におすすめなのが、漁師直営の居酒屋「漁り火」。店内の生け簀には、伊勢海老や夜光貝など、新鮮な海の幸が満載で、地のものや郷土料理も堪能できる。座敷席もあるので、子連れにも安心。
address:鹿児島県大島郡和泊町手々知名512-100
phone :0997-92-1452
Deep Travel
Second day
Kagoshima : Okinoerabu island
Second day | |
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time | 10:00 |
place | ケイビング |
自然が作り出した巨大な洞窟探検
旅行の中日を使って存分に楽しみたいのがケイビング。沖永良部には洞窟が約300あり、レベルに合わせたケイビングツアーが豊富に用意されている。小さい子供でも徒歩で探検できるものから、びしょ濡れになりながら探検するものまで、ツアーの内容もさまざま。ファミリーにおすすめなのは、小学1年生から参加ができる「リムストーンケイブ」か「大蛇洞」。料金は一人1万6000円で、所要時間は約2時間。親子で力を合わせて難所を突破しよう!
ファミリーに人気なのが「リムストーンケイブ」。ほふく前進でしか通れない道や天然のウォータースライダーまで、アドベンチャー要素が満載だ。所要時間は約2時間。「大蛇洞」も初心者におすすめ。間近で見る鍾乳石は迫力満点。所要時間は約2時間。「昇竜洞」は東洋一の鍾乳洞。料金は1000円(大人)と手頃なので、気軽に洞窟探検気分を味わいたい人に最適。「銀水洞」はケイビング経験2回目以降でないと入れない上級者向け。家族旅行では難しいが、巨大な白いリムストーンプールは一見の価値あり。
Second day | |
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time | 14:00 |
place | 田中マンゴー園 |
ランチ後に訪れたいのが「田中マンゴー園」。島内で行われるマンゴー品評会において、7年連続で金賞を授賞した「完熟マンゴー」は自然落果した、本当においしいマンゴーだけを厳選している。観光客向けの体験農園ではないが、事前に連絡しておけばマンゴーの購入も可能だ。
address:鹿児島県大島郡和泊町国頭2272番地
phone :0997-92-1216
Second day | |
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time | 16:00 |
place | ウジジ浜 |
夜は満点の星空を眺めよう
日の出スポットとしても有名なウジジ浜は、隆起したサンゴの奇岩が立ち並ぶ岩礁海岸。プールのような小さな入り江になっているので、子供と一緒に水遊びをするのにも最適。その昔、座礁したカナダの船を島民たちが救助にあたったことから、その記念碑や船のモニュメントが設置されている。
address:鹿児島県大島郡和泊町国頭2272番地
phone :0997-92-1216
Deep Travel
Third day
Kagoshima : Okinoerabu island
Third day | |
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time | 10:00 |
place | 半崎~ウミガメビューポイント~ワンジョビーチ |
寅さんも立った景勝地
宿をチェックアウトしたら、空港への道すがら近隣にあるビュースポットをドライブ。写真は『男はつらいよ』のロケ地としても使われた「半崎」。切り立った断崖に広がる草原からの眺めは絶景だ。ほかにも、浅瀬の海藻を食べに来るウミガメを観察できる「ウミガメビューポイント」や、白浜が美しく海水浴に適した「ワンジョビーチ」など、時間配分に気をつけながら回ってみよう。
Third day | |
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time | 12:00 |
place | えび料理 西郷食堂 |
店主が海に潜って獲ってきた伊勢海老を使った海鮮料理が自慢の店。写真の海老汁膳(2200円)は人気のメニュー。2019年末にリニューアルオープンしたばかりの店内には、大きな生け簀もあるので子供たちも喜ぶはず。
address:鹿児島県大島郡和泊町伊延1170
phone :0997-92-1103
Third day | |
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time | 13:30 |
place | 国頭小学校のガジュマル |
1898年に植えられた日本一のガジュマル
空港の近くにあるので、帰り道に立ち寄りやすいのが国頭小学校。ここには、同校の第1回卒業生たちによって植えられた特大のガジュマルが現存している。高さ7m、枝張り約22mという大きさはなんと日本一。新日本名木百選のひとつにも選ばれている。学校開放時は敷地内に入って見学することができるが、こうしたご時世なので、訪れた際はまずは職員に声がけをして許可を取るようにしよう。
address:鹿児島県大島郡和泊町国頭2904
Third day | |
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time | 14:00 |
place | フーチャ |
奄美群島国立公園にある「フーチャ(潮吹き洞窟)」。石灰岩が荒波で侵食されてできた洞窟のことで、辺り一帯は針の山のような荒涼とした岩場が広がっている。台風が接近したときにはこの穴から潮が70mも吹き上げるとか。運が良ければフーチャの穴からウミガメが泳いでいる姿が見えるかも!?
address:鹿児島県大島郡和泊町国頭
- Original:https://www.digimonostation.jp/0000128604/
- Source:デジモノステーション
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