Wedbush証券のアナリスト、ダン・アイブス氏のiPhone12に関する強気の販売見通しに対しTom’s Guideが、「5Gの普及状況や、新型コロナウイルス感染症の影響がまだ解消されていないことを考えると、その見通しは過大だ」と疑問を投げかけています。他のアナリストも、販売見通しについて慎重な姿勢を示しています。
各アナリストの意見
Tom’s Guideが、ダン・アイブス氏の販売見通しを中心に、他のアナリストの意見も紹介しています。各アナリストは、下記のように考えています。
Wedbush証券のアナリスト、ダン・アイブス氏
3億5千台が新機種に交換される
だろう
テック系の市場調査・分析を行うTechSponentialのアビ・グリーンガート氏
ユーザーは間違いなく大勢いる
iPhoneに対する需要も落ち込んでいる
思えない
市場調査会社Creative Strategiesのキャロライナ・ミラネージ氏
Verizonが追いつきつつある
待ち時間も短くなるというメリットはあるが、それらを必要とする
キラーアプリはまだ現れていない
Tom’s Guideの予想
これらのアナリストの意見を踏まえTom’s Guideは、iPhone12の販売見通しについて楽観的になりすぎるべきではないと考えています。
同メディアは、「このまま経済が停滞すれば、安価ながらも十分な機能を備えるiPhone SE(第2世代)や、Google Pixel 4aが人気を集めることも考えられる」と伝えています。
アイブス氏は、5G非対応のiPhone12が2021年に発売されると予想していることから、5Gの普及が進んでいないエリアではこのモデルがiPhone12の販売を牽引し、シリーズ全体として大きな販売実績を獲得すると考えているのかもしれません。
Source::Tom’s Guide, CNN
Photo:Apple Hub/Twitter
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- Original:https://iphone-mania.jp/news-306550/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania