エストニア最大、政府主導のテックカンファレンス「Latitude59」が8月27日、28日にかけて開催される。なお今年は、オンラインでの開催も発表されている。
世界各国から参加
エストニアの首都、タリンで開催され世界各国からスタートアップ企業、投資家、ジャーナリストが集まる同カンファレンス。今年で13年目を迎えるが、例年、さまざまなネットワーキングを行い世界のトップと議論を重ねる機会、また、スタートアップと投資家へ向けたピッチングラウンドのためのカンファンレンスとして大きなチャンスの場を提供している。
今年は、コロナウィルス感染症の影響もあり、オンラインでのイベント実施などもすでに発表。チケット価格は、レギュラーチケット159ユーロ〜、オンラインのレギュラーチケット109ユーロ〜となっている。
JTROも参加を発表
さらに12日には、日本貿易復興機構のJETROが新たにスポンサーとして、ピッチプログラムに参加することも明らかに。カンファレンスでは、オープンイノベーション活動と海外のスタートアップサポートの取り組みについて話し合い、海外のスタートアップが抱える問題に対する解決策のニーズや、協力の方法などについて共有するとしている。スタートアップ企業にとっては、自社の製品とサービスの概要を説明する場となり、エストニアやヨーロッパでビジネスを拡大するチャンスの場になる可能性もあるという。
エストニアは、コロナ感染症の感染が拡大する最中、世界に先駆けいち早く政府主導でオンラインハッカソンを開催したことでも話題を集めた。緊急事態宣言が出されたばかりの状況で開催されたオンラインハッカソン「Hack the Crisis」には、20カ国以上から約1,300人が参加したという。
国をあげてITイノベーションに取り組む同国のカンファレンスにも是非注目したい。
- Original:https://techable.jp/archives/134424
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka