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【ds hands on!】Planet ComputersCosmo Communicator with HDMI

スマホ時代も超コンパクトなキーボード端末は
永遠に不滅です!

QWERTY物理キーボードを搭載したクラムシェル型Androidスマートフォン。2018年発売の「Gemini PDA」の後継機に当たる。こちらはUSB Type-CからHDMI端子に変換できるアダプターを付属したモデル。日本ではリンクスインターナショナルから販売されている。

物理キーボード搭載スマートフォン

Planet Computers
Cosmo Communicator
with HDMI

実勢価格:9万6800円

メインディスプレイは縦表示も可能


縦表示も可。とはいえ、現時点では自動回転せず、Shftキー+Fnキー+Rで切り替える。縦での入力には、ソフトウェアキーボードを使うことになるだろう。

SIMはeSIMにも対応

nanoSIMを2枚、もしくはnanoSIM+microSDカードを装着できる。eSIMや、2つのSIMを同時に使うデュアルスタンバイにも対応。

指紋センサーでログイン

背面に指紋センサーを搭載。本体を開いて後ろに手を回す形になるので、左手の人差し指や中指で登録するよが良いだろう。

ACアダプターは軽量

付属のACアダプターはUSB Type-Aの一般的なタイプだがコンパクトで重量は約35g(実測値)。240V対応で海外でも使用可能。

キーボードはバックライト付き、配列は変則的

キーピッチは約14mm。この手のデバイスとしては打ちやすいが、配列はやや変則的。たとえば、「?」はFnキー+K。ローマ字入力の場合、「ー」はShftキー+「,」、カギ括弧(「と」)はFnキー+7と8で入力する。かな入力では「。」がShftキー+るとなる。

セットアップは言語とキーボードを選ぶだけ

一般的なAndroidスマートフォンよりも初期設定が簡略化されている。言語とキーボードの種類を選択するだけで、とりあえずは使えるようになる。通信設定やGoogleアカウントの設定は後からでもOK。

サブディスプレイで通知もわかる

背面のサブディスプレイはタッチ対応で、閉じた状態でも通知の確認や、通話やカメラの操作、マナーモード、機内モードなどへの切り替えが行える。もちろん時計や電波の強弱も表示。

独自ランチャーでアプリを起動

メインディスプレイの操作は普通のAndroidなので迷うことはないだろう。また、Altキーを押すと画面下にオリジナルのランチャー「App Bar」が表示される。これはアプリを開いているときに使えるので便利。

オリジナルアプリも搭載

メールやスケジュール管理や各種設定のためのオリジナルアプリも搭載。ただし英語表記で、このあたりも昔のPCソフトを思い出す。画面はスケジュール管理などを行う「Agenda」で、データはGoogleカレンダーとも連動する。

フォントサイズは4段階に変更可能

2160×1080ドットあるので、表示できる情報量は十分。フォントサイズを大きくすれば老眼が進行している人でも問題ない!

HDMIアダプターが付属し、テレビや外部ディスプレイに画面を出力できる

同梱されている「USB-C HDMIアダプタ」を使用すれば、会議室のプロジェクターやモニター、出張先のホテルのテレビにつなげて画面を映し出せる。映像コンテンツを楽しめるのはもちろん、キーボードがあるのでそのままPCライクも作業可能だ。

俺たちキーボードジェネレーションはキーボードで安心できる!

40代、50代以上の方にお尋ねしますが、スマホのフリック入力で長い文章書けますか? スマホに通知が来て、返信のためにパソコン開いたりしていません? そんなアナタにうってつけの端末が、この「Cosmo Communicator」。一言で言うなら、パソコンと同じQWERTY配列の物理キーボードを備えたAndroidスマートフォンだ。

キーピッチ(キーの横幅)は約14mmと、すべての指でガシガシとタッチタイピングするほどのサイズはないが、ストロークがしっかりあって気持ちいい。テーブルに置いて使ってもいいし、本体を両手で持ちながら親指で打つスタイルでもいける。スマホネイティブの若い人には響かないかもしれないが、かつてパソコンのタイピング練習ソフトなどでタイピングを習得した世代、HPの「100LX/200LX」、NEC「モバイルギア」、ドコモ「シグマリオン」などに懐かしさを覚える人には、ド直球に響くはず。

何と言っても、Androidというのがちょうどいい。ここにきてWindows搭載の小型PC(UMPC)も増えているが、Androidのほうがサクサク動いて軽快でストレスがない。スマホと同じアプリがGoogle Playからダウンロードできるのも、いろいろとラクだ(LINEとか普通に使えるし)。メールや文書作成、SNSの投稿ぐらいなら、これで十分。また、SIMカード(eSIMにも対応)も入るので、外出時にWi-Fiなどの通信環境を確保する必要もない。

Cosmo Communicatorには、通知などを表示するサブディスプレイが設けられているので、閉じたままでもスマホライクに使用できる。電話機としては多少重いものの、本体を開かずに通話も可能だ。ただし、タッチパネルとはいえ小さめで、スマホの全機能が使えるわけではないし、そのぶんバッテリーの減りが早くなるので、メインのスマホを他に持つなら、設定でオフにしておくのも手だろう。

それでも本製品の価値が損なわれることはない。スマホとパソコンの間にある、ベストバランスの端末として、キーボード世代の人気を獲得していく製品のはずだ。


text : 小口覺
photo : 下城英悟(GREEN HOUSE)
profile : IT・家電ライター 小口覺
SNSなどで自慢される家電製品を「ドヤ家電」と命名し、日経MJ発表の「2016年上期ヒット商品番付」前頭に選定された。現在は「意識低い系マーケティング」を提唱。新著「ちょいバカ戦略 −意識低い系マーケティングのすすめ−」(新潮新書)http://amzn.asia/d/hde208J

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