アウトドアなどレジャーでの活用はもとより、防災への備えとしても注目を集めている大容量ポータブル電源。「できるだけ大容量で、いろんな用途に使いたい」「本体充電も早い方がいいけど、いざという時は太陽光も使えたら」なんてリクエストは尽きないけれど、それら全てを1台で叶えてくれるモンスター級のポータブル電源が、まもなく日本初上陸です。
リチウムイオン電池をはじめとするエネルギー分野のトップ企業、パワーオーク社が開発・製造を手がけるポータブル電源「BLUETTI AC200」(国内価格未定、Indigogo販売価格:1299米ドル)をご紹介します。
「BLUETTTI AC200」は、市販品トップクラスの1700Whの大容量に加え、最大2000Wの高出力を備えたポータブル電源。例えば32インチテレビなら約40時間、スマホならフル充電150回以上に相当する大容量で、長期にわたる停電にも余裕を持って備えられます。
注目したいのは、大容量ならではの強みを存分に発揮できる豊富な出力ポート。一般的なAC100V家庭用電源を6ポート搭載するほか、デジタル機器を中心に多彩に活用できるUSB Type-Aを4ポート、PD 60Wの急速充電に対応したUSB Type-Cポートを1ポート、スマホを中心に普及の広がるワイヤレス充電も2ポート搭載。さらに12V/3Aを2ポート、DC 12V/10Aならびに12V/25Aの車用ポートをそれぞれ1ポート搭載、最大で17台のデバイスを同時に充電できます。
一方で入力系統も多彩。AC100Vの家庭用コンセント以外に、太陽光パネルや発電機からの充電にも対応、さらに車のシガーソケットや鉛蓄電池からも充電可能。ACアタブターと太陽光の両方を使った同時充電にも対応しており、最速わずかで2時間でのフル充電が可能です。
内蔵バッテリーには信頼性の高いLG社製リチウムイオンバッテリーを採用。リチウムイオンバッテリーは化学特性上、充放電を何度も繰り返すとどうしても劣化してしまうのですが、「BLUETTTI AC200」ではこの点にもしっかり配慮。
家庭用コンセントから充電する場合は付属のAC充電アダプターを利用することでバッテリーの寿命を損なわないように制御されているため、なんと2500回を超える充放電サイクルに対応可能です。防災への備えとして考える場合、充放電を繰り返しながら長期間使用できるのはかなり助かりますね。
日本では楽天とAmazonにて発売を予定していますが、米クラウドファンディングサイト・Indiegogoでは8月19日まで先行予約を受付中。120Wソーラーパネル(279米ドル)などのアクセサリーも同時に購入できるので、気になる人は早めのチェックをオススメします。
<文/&GP>
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- Original:https://www.goodspress.jp/news/315922/
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