サイトアイコン IT NEWS

多様性、公平性、機会均等を実現するための初心者向けガイド

米国でミネアポリスの警察がGeorge Floyd(ジョージ・フロイド)氏を殺害し、それに続く人種的正義の蜂起が起きた後、テック業界の多くの人々が自社では黒人やラテン系の人々の地位が低いにもかかわらず、「Black Lives Matter」と声高に叫んでいた。一部の企業の「Black Lives Matter」宣言は、トランプ氏に対する各社のスタンスや法執行機関への各社技術の販売とは対照的に、そういう姿勢を見せているだけであると感じた。

それでも、この動きはテック業界における多様性(ダイバーシティー)、機会均等(インクルージョン)、公平性(エクイティー)への関心の高まりにつながっている。もしあなたが「黒人や褐色の人材はどこで見つけられるのか」とか「黒人やラテン系の人材を見つけることができれば投資したい!」と思っているのであれば、この記事は参考になるだろう。

以下では、この分野で活動している主要な組織や、テクノロジーにおける多様性、公平性、インクルージョンの分野でよく使われる用語集を紹介しておく。

データ

用語集

ここでは多様性、公平性、機会均等について議論する際によく使われる用語を紹介しておく。

多様性、機会均等、公平性の背景

多様性、機会均等、公平性とは、黒人や褐色人種の雇用や採用だけを意味するものではない。これは、ベンチャーキャピタルやギグエコノミーを含むテック業界のあらゆる側面に影響を与えるもので、労働者の多くは黒人、先住民、または有色人種である。

一般的には、スタートアップの多様性と機会均等への取り組みには、遅れるよりも早く着手したほうがいいというのが常識だ。そして「すぐに」というのは「いますぐ」という意味だ。

以下に、この分野で活動している組織の概要を紹介する。採用活動の強化、無意識のバイアスや同調関係のトレーニングの実施、メンターシップの模索、資金調達、ほかのギグワーカーとのつながりなど必要な情報が見つかるはずだ。

画像クレジット:TechCrunch

このガイドは包括的なものではないが、どこから始めればいいかわからない読者のための出発点となるように設計されている。次のステップとして、あなたの興味を引く上記の組織のいずれかに連絡を取ることをお勧めする。

関連記事
The future of diversity and inclusion in tech(未訳記事)
A diversity and inclusion playbook(未訳記事)

原文へ

(翻訳:TechCrunch Japan)

モバイルバージョンを終了