厚生労働省は、新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAのダウンロード数が8月14日時点で約1,320万件に達したと発表しました。累計陽性登録者数は累計で252人となっています。
ダウンロード数の増加ペースが低下
COCOAのダウンロード数は、7月末時点で約1,000万件、8月7日時点で約1,205万件であり、8月第1週目に約200万件の新規ダウンロードが実施されていました。
今回の厚生労働省の発表によると、8月7日から8月14日までの1週間での新規ダウンロード数は約120万件と推測され、前週よりも増加ペースが低下しています。
陽性登録者数は8月7日の165人から1週間で87人増加しています。日経新聞の概算によると、8月7日から8月14日までの新規感染者数は8,000人を超過しており、単純計算では新規感染者の約1%しかCOCOAでの陽性登録を行っていないことになります。
陽性登録には政府が発行する処理番号が必要な点も、陽性登録者数が少ない一因と考えられます。
熊本市ではCOCOAの通知をPCR検査の基準に
朝日新聞は、九州の熊本市がCOCOAによる通知を基準としてPCR検査を実施すると報じています。
熊本市長は8月12日の記者会見において、熊本市独自の対策として、COCOAから陽性者との接触が通知された人を対象に、無料でPCR検査を提供すると発表しました。
通常は、COCOAから陽性者との接触通知が行われた場合でも、無症状であれば行政によるPCR検査は実施されません。
熊本市は、接触通知時にPCR検査を提供することは感染拡大防止に貢献し、COCOA普及を後押しすることにもなると表明しており、市民に対してCOCOAのダウンロードを呼び掛けています。
Source:厚生労働省, 熊本市 via 朝日新聞
(seng)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania