Facebookは、同社が運営するMessengerとInstagramのメッセージング機能をひとつに統合できる新たなオプションを追加した、と米メディアThe Vergeが伝えています。
メッセージの送信はまだできない?
The Vergeが確認したところによると、InstagramのiOSアプリとAndroidアプリの両方でメッセージング機能のアップデートが行われ、チャットをよりカラフルにする機能や、より多くの絵文字反応の追加と同時に、「Facebookをやっている友人と会話する」という選択肢が加えられたとのことです。
一度Instagramのメッセージング機能のアップデートを行うと、InstagramのDMアイコンが、Facebook Messengerのロゴに置き換えられます。Instagramのチャットはよりカラフルになり、スクロールするに従って青色から紫色にメッセージが変わりますが、InstagramからFacebookユーザーへのメッセージの送信はまだ実装が完了していないとのことです。
メッセージング機能の統合は前から計画されていた
Facebookは、同社運営のMessenger、WhatsApp、Instagram Directの3つのメッセージングアプリの統合を以前から視野に入れており、やがては中国のWeChatのように、動画共有、アポ取り、レストランの評価、配車サービスの利用などをすべてメッセージングプラットフォームの中で行われる状態を目指している、と昨年報じられました。
メッセージング機能の拡大において、最大のライバルになるとされているのは、意外にもAppleの「メッセージ」アプリです。英語圏ではiMessageとして知られるアプリは、iPhoneに標準インストールされており、非常に多くのユーザー数を誇っているためです。
Facebookがこの先、複数のプラットフォームのメッセージング機能をひとつにまとめるかどうかは定かでありませんが、今回の動きはメッセージング統合化の第一歩であるとみられており、今後の動向が注目されます。
Source:The Verge via AppleInsider
(lexi)
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- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania