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マイナポイントの認知度は83.1%、利用意向は29.9%〜最新調査

マイナポイント
 
2020年7月より申し込み受付が始まったマイナポイントの認知度は83.1%と高いものの、現時点では同ポイントの利用に必要なマイナンバーカードの所有率は27.7%、申請中は7.2%にとどまっていることが、最新調査からわかりました。

7月後半に調査を実施

MMD研究所は、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」との共同調査「マイナンバーカードとマイナポイントに関する調査」の調査結果をまとめ、発表しました。
 
調査はスマートフォンを所有する18歳〜69歳の男女5,353人を対象に、2020年7月21日〜7月27日の期間で実施されています。

マイナンバーカードの所有率は27.7%、申請中は7.2%

スマートフォンを所有する18歳~69歳の男女5,353人を対象に、顔写真付きのマイナンバーカードの所有について聞いたところ、「顔写真付きのマイナンバーカードを持っている」が27.7%となり、「現在、受け取りの申請をしている」が7.2%、「マイナンバーカードを持っていない」が59.6%、「わからない」が5.5%となりました。
 

 
続いて、マイナンバーカード所有者(n=1,485)と現在、受け取りの申請中と回答した人(n=388)を対象に、マイナンバーカードを取得した時期を聞いたところ、マイナンバーカード所有者は「2015年頃」が12.3%、マイナンバーカード申請中は「2020年7月」が45.9%とそれぞれ最多となっています。
 

最近マイナンバーカードを申請した人の理由は「マイナポイント」

マイナンバーカード所有者と現在、受け取りの申請中と回答した人(n=1,873)を対象に、マイナンバーカードを作った理由を聞いたところ、「身分証明書として使えるから」が36.3%、「今後利用できる場面が増えると思ったから」が31.4%、「マイナポイントで買い物したいから」が21.7%となりました。
 

 
これを所有者別でみると、マイナンバーカード所有者(n=1,485)で最も多かった回答は「身分証明書として使えるから」が39.9%、受け取りの申請中の人(n=388)は「マイナポイントで買い物したいから」が59.3%となり、最近申請した人の多くがマイナポイントを理由にしていることがわかります。
 

マイナポイント、内容まで把握しているのは35.5%

調査対象者(n=5,353)にマイナポイントについて聞いたところ「内容を把握している」が35.5%、「聞いたことはあるが、内容を把握していない」が47.6%、「聞いたことがない/わからない」が16.9%となりました。
 

 
前問で内容を把握していると回答した人(n=1,900)を対象に、マイナポイントの申し込み状況について聞いたところ、「申し込んだ」が23.9%、「申し込んでいないが、今後申し込む予定がある」が46.3%、「申し込んでおらず、今後申し込む予定もない」が29.8%となりました。
 

 
マイナポイントを申し込んだと回答した人(n=454)を対象に、マイナポイントに設定した決済サービスを聞いたところ、「PayPay」が20.3%と最も多く、次いで「楽天カード」が12.8%、「WAON」が12.3%となっています。
 

 
次に、マイナポイントの申請をした理由を聞いたところ、「5,000円のポイントバックが魅力的だから」が76.7%と最も多く、次いで「マイナンバーカードを持っているから」が37.9%、「マイキーIDを持っているから」が11.5%となりました。
 

マイナポイント、説明しても利用するかどうか「わからない」が4割

前問でマイナポイントについて「聞いたことはあるが、内容把握していない」「聞いたことがない/わからない」と回答した人(n=3,453)を対象に、マイナポイントについて説明したうえで利用意向を聞いたところ、「利用したい」が29.9%、「利用したいと思わない」が29.7%、「わからない」が40.4%となりました。
 

 
さらに、マイナポイント利用意向者(n=1,032)を対象に、マイナポイントに設定したい決済サービスについて聞いたところ、「PayPay」が24.5%と最も多く、次いで「楽天カード」が14.5%、「au PAY」が6.7%となりました。
 

 
なおiPhone Maniaでは、マイナポイントの予約方法について詳しく解説しています。

 
 
Source:MMD研究所
(lunatic)

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