Appleは現地時間8月18日、Safari Technology Preview 112を開発者向けにリリースしました。同ブラウザは4年前の2016年3月に初めて導入された実験的なブラウザで、Safariに将来的に導入される機能をテストするために設計されました。
Safari Technology Preview 112、バグ修正とパフォーマンス改善
Safari Technology Preview 112では、Webインスペクター、拡張機能、CSS、JavaScript、SVG、メディア、WebRTC、Web API、テキスト操作、及びストレージのバグ修正とパフォーマンス改善が行われています。
現在のバージョンSafari Technology Preview 111は、macOS Big Surに搭載されるSafari 14に基づいて構築されており、他ブラウザよりインポートされたSafari Web Extensions、タブ表示、パスワード漏洩通知、Touch IDによるWeb認証などの機能をサポートしています。
Safari Technology Previewの最新バージョンは、macOS Catalinaとこの秋にリリース予定のmacOS Big Surに対応しています。
「ソフトウェア・アップデート」よりアップデートが可能
Safari Technology Preview 112は、旧バージョンを使用している場合、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」よりダウンロードができます。なお、アップデートの完全なリリースノートについては、Safari Technology Preview Webサイトで入手できます。
Safari Technology Previewの目的は、ブラウザ開発プロセスに関する開発者とユーザーからのフィードバックを収集することです。同ブラウザは、既存のSafariブラウザと並行して実行することができ、開発者向けに設計されているものの、開発者アカウントがなくてもダウンロードが可能です。
Source:MacRumors
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- Source:iPhone Mania
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