Appleの正規サービスプロバイダだけでなく、独立系の修理業者にも純正部品や修理用ツール、トレーニングやマニュアルを提供するIndependent Repair Provider Program(独立系修理プロバイダプログラム)にMacのサポートが追加されました。米メディアMacRumorsは、Mac向けプログラムの詳細情報を入手することに成功しました。
本体交換修理は不可
MacRumorsが手に入れたAppleの内部資料には、Mac向けの独立系修理プロバイダプログラムについて以下の項目が記載されています。
- 条件を満たした修理業者は、Appleの純正部品と公式トレーニングに8月17日からアクセス可能となる
- プログラムは、すべてのMacモデルをカバーする
- プログラムは、保証対象外のMacの修理に限られる
- 修理対象の部品として、ディスプレイ、ロジックボード、トップケース、キーボード、トラックパッド、スピーカー、バッテリーなどが含まれる
- プログラム参加修理業者は、Apple認定技術士を雇用している必要がある
- プログラム参加修理業者は、Macの本体交換修理(ホールユニット交換)を行うことはできない
- プログラム参加修理業者は、MacをAppleの修理センターに送ってはならない
独立系修理プロバイダプログラムは、iPhoneを対象に昨年スタートしましたが、Macもサポート対象になったと先日報じられました。
プログラムは、現在32カ国で利用可能となっていますが、日本を含むアジア諸国ではまだ始まっておらず、今後の展開が期待されます。
Source:MacRumors
Photo:Apple
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-307712/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania