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レトロムードなラッパ型蓄音機とスマホがリンクします

「スマホで使えるスピーカー」と聞いてまず頭に思い浮かぶのは、軽くて小さなモバイルスピーカー、あるいはワイヤレスで使えるBluetoothスピーカーだったりしますよね。でも、このスピーカーはちょっと違う! 今年創立110年を迎える日本コロムビアからこの発売された、同社創立当初の代表作をモチーフにした蓄音機型スピーカー「インテリア蓄音器 TOG-1242」(1万3676円/税別)をご紹介します。

「インテリア蓄音器 TOG-1242」は、本体トップに据えられた大きな金属製ラッパがユニークな、スマホ専用卓上スピーカー。特徴的なデザインは、日本コロムビアの前身である日本蓄音器商会が明治43(1910)年に発売した国産蓄音器の第1号「ニッポノホン35号」をイメージして作られたもの。

別名“朝顔”とも呼ばれるラッパ付きの蓄音器は、明治後期〜大正時代に使われていたもの、「朝ドラで見たことある!」という人もいるかもしれません。

▲(手前)「インテリア蓄音器と(奥)「ニッポノホン35号」

ホンモノの「ニッポノホン35号」は、本体部分だけでも幅約39×奥行き39cm、ラッパの直径は50cmほどもある大きなものでしたが、この「インテリア蓄音器」は幅145×奥行き210mm、高さ315mmのミニチュアサイズ。

使い方は実に単純で、手持ちのスマホで好みのプレイリストや動画を再生し、本体前面に差し込むだけ。するとスマホの内蔵スピーカーから伝わる音が「インテリア蓄音器」内部でメガホンの要領で増幅され、味わい深い音となって聴こえるという仕組み。

本体上部には、SPレコード盤を載せたテーブルがデザインされていますが、ホンモノのようにゼンマイを回す必要はなし、もちろん電源もケーブルも不要です。

対応機種はiPhone SE、7、8、8 Plus、X、Xs、11とされていますが、本体下部にスピーカーを内蔵した幅80mm以下、厚み10mm以下のスマホであれば使用可能です。

ホンモノの質感を模した木目調の本体、8枚羽のラッパ部分は銅や亜鉛合金を使用するなどなかなか本格的。アームやロゴ、レコードのレーベルデザインなど、こだわりぬかれたディティールはさすが本家本元。高いインテリア性、クラシカルなデザインはプレゼントにも喜ばれそうです。

>> 日本コロムビア

<文/&GP>

 

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