日販テクシード株式会社は、新しい教材アプリケーションや、保育士の業務負担を軽減するアプリケーションを実装したタブレット一体型ロボット「こくり」を9月に発売する予定であることを発表。
「こくり」は、同社が独自に開発したプログラミング教育向けロボットで、すでに都内の私公立小中学校、公立図書館などを中心に利用されている。
保育士の負担を軽減し保育支援
そんな背景を受け同社は、「こくり」に新しい教材アプリケーションの他、保育士の業務負担を軽減するアプリケーションを実装。実証実験での効果検証を通じて改善を重ね、2020年9月に発売することを発表した。
実績を持つアドバイザーが参加
日本女子体育大学の百瀬教授は、「保育内容5領域のすべてに渡り取り込まれ、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿に対応するように開発しています。そのため、これを使って活動することで、小学校での学びの基礎が培われることが期待できます」とコメントしている。
また同社は7月には、「こくり」を活用し、WITHコロナ時代の新しい企業受付の形として非接触型受付ロボットの実証実験を実施することも発表。QRコードや音声認識で受付し、チャットによる社員への来訪者通知を行うというもので、人や物との接触による抵抗感や来訪者のウィルス感染のリスクの軽減に効果がある。実証実験後は、企業受付に限らず病院受付やイベント受付等、様々な領域への展開も検討していくとしている。
- Original:https://techable.jp/archives/135419
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka