オンライン薬局「minacolor(ミナカラ)」を運営する株式会社ミナカラ(以下、ミナカラ)は、事業拡大を目的として3億円の資金調達を実施した。引受先は、朝日メディアラボベンチャーズ株式会社やカイゲンファーマ株式会社など。
正しい情報に基づいた薬のオンライン購入を支援
こうした課題の解決に貢献すべく生まれたminacolorは、ユーザーが正しい知識とともに医薬品を購入できるオンライン薬局だ。薬剤師への無料チャット相談機能などを備えており、オフラインの薬局と同じように、自分の症状に合った薬を知ることができる。
また、ネット決済での購入だけでなく、その後の服薬管理に対応していることもセールスポイント。薬を店舗で購入できない人や、育児中で外出しづらい人などから好評を得ているという。
累計調達額は10億円に
今回の資金調達により、ミナカラの累計調達額は10億円になった。同社は、調達資金を活用して製薬会社との連携を強めるほか、人材採用も推進するとしている。
日本では2014年に第1類・第2類医薬品のネットショップ販売が解禁され、2017年にはセルフメディケーション税制が始まった。こうした流れもあり、医薬品のオンライン販売に対する注目度は高い。ミナカラの今後の取り組みには要注目だ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/135495
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ