8月上旬にTechable(テッカブル)でもその開催を取り上げたバーチャル同人音楽即売会「MusicVket1」。
株式会社HIKKYにより2020年8月13日~16日の4日間開催された同イベントは、終わってみれば来場者数8万4280人という記録を打ち立てた。これにより、コロナ禍において自宅などから参加できる大規模音楽イベントが実現したといえるだろう。
音×光×映像
各ブースは「未来の試聴機」をコンセプトとしており、再生ボタンを押すと音楽とともに光や映像で音を可視化する演出が楽しめたようだ。気に入った楽曲は、販売サイトに飛んで「楽曲データダウンロード販売」または「CDの通販」の形で購入できる仕組みとなっていた。
音楽だけじゃない音楽イベント
そのほか、アイドルグループ「GEMS COMPANY」や「アイマリンプロジェクト・ナギナミプロジェクト」のブースも設置され、大いに盛り上がったとのこと。
来場者のtwitterには「MusicVket1の企業ブースで圧倒されたのはNieRブースのオーケストラ流れてるとこ。オーケストラって、破壊力半端ないねぇ…」「VketGlobalTeam × MusicVket DJイベントちょっと想像以上にめっちゃ楽しかった」などの声が投稿されている。
3つのVRプラットフォームが用意され、VR機器だけでなくスマートフォン、PCからも手軽にアクセスできたことは、来場者数を伸ばしたひとつの要因ではないかと思う。今回の8万人以上という記録は、コロナ禍におけるバーチャルイベントの普及をより加速させるかもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/135497
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口