電通「食生活ラボ」は、株式会社USEN Mediaが運営するグルメメディア「ヒトサラ」とともに、ウィズコロナ時代の新たな食体験を提案する「オンラインレストラン」プロジェクトを始動。
なお、同プロジェクトの協賛企業として株式会社J-オイルミルズが参画している。
シェフと消費者をつなげるカギ
「オンラインレストラン」は、飲食店への聴き取りをもとに「食生活ラボ」が企画発案、仕組みづくり、プロデュース、ロゴ制作などから運営までを担うプロジェクトだ。
サイト内には「シェフがおすすめするお店」や「テイクアウトができるお店」など多くの特集記事を掲載中。また、店舗検索においては、衛生対策を徹底しているお店やテラス席があるお店など「こだわり」から探せたり、デートで行きたいお店や接待向きのお店など「利用シーン」から探せたり、ジャンル・メニュー、ランキングなどからも探せたりと幅広い。
このようなメディア運営のなかで築いた「ヒトサラ」のもつシェフとのリレーションシップが同プロジェクトには不可欠となる。
第1弾はイタリアンの名店「Quindi」
予約したレストランから、料理人がつくった本格的なコースメニューを指定場所に事前に届け、食事当日にユーザー自身がガイドに沿って簡単な調理や盛り付けを行うことでプロの作った料理がテーブルに並ぶ。時間になると、メニューを考案したシェフがオンライン上でホストとして登場し「オンラインレストラン」がオープンする。
離れている家族や友人に同じメニューを送ることで、まるで同じテーブルを囲んでいるかのような食体験が可能となるという。
「オンラインレストラン」第1弾は、尊敬する生産者の食材だけを扱う代々木上原の名店「Quindi」に決定し、開催は9月を予定している。安藤曜磁シェフが「AJINOMOTO オリーブオイル エクストラバージン」を使用した新感覚レシピを考案し、オーナーソムリエの塩原弘太氏が本格イタリアンに合うワインをセレクトするとのこと。詳細は後日ヒトサラ特設ページで発表されるようだ。
- Original:https://techable.jp/archives/135781
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口