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高性能2眼レンズ搭載の多機能エッジAIカメラ「ミルキューブ」で何ができる?

株式会社エクサウィザーズは、高性能2眼レンズ搭載のエッジAIカメラ「ミルキューブ」の提供を2020年8月25日より開始した。

「ミルキューブ」は10cm四方という小型のキューブ型エッジAIカメラでありながら、実に多くのユースケースに対応。同時に、エッジ処理による運用コスト削減とセキュリティリスク軽減を実現する多機能な製品となっている。

施設の「安全」をアピールする

「ミルキューブ」は、AIアルゴリズムを組み合わせて実行できるハードウェアとカスタマイズできる高性能カメラで「こんなことができたら便利」を実現していく。

まずは、昨今の新型コロナウイルスの影響で人々の意識が高まっている「三密回避」への貢献。施設内の混雑率を常に計測し、混雑が発生した場所を特定したり対策の成果を確認しその結果を来場者に公開したりと、感染防止と安全対策の取り組みのアピールを同時に行えるようだ。

実際に、一般社団法人広島県観光連盟と広島県下の県立美術館、平和記念資料館、大和ミュージアムにてすでに導入され、各施設の混雑状況を広島県観光HP「ひろしま観光ナビ」や施設公式サイトにてほぼリアルタイムで公開している。

「ひろしま観光ナビ」では、上記3施設と宮島の観光スポット、トイレ、駐車場の混雑状況を表示中。「混雑状況」をタップすると施設の映像とともに、対人平均距離や混雑率、曜日ごとの混雑時間帯のグラフをみることができる。

そのほか、こんなユースケースも!

店舗に設置すれば、高感度イメージセンサーが売り上げに関連する動向を類推して検知・数値化し、売り上げ向上につなげることも可能。

また、幼稚園・保育園などでは、子どもの行動や表情を検知して自動で撮影し、ブレを補正したうえでおすすめ順に専用サイトに掲載することもできるようだ。

介護施設においては、日頃のモニタリングはもちろん、歩き方から転倒リスクや介助方法を推定し、怪我の防止やリハビリにも貢献するという。

さらに、工場などの作業現場での特定の作業手順のダイジェスト動画を自動作成することができるため、作業員はお手本と自身のやり方を比べ業務効率化を図ることが可能となる。

そして、スポーツのシーンでは、AIフォーム解析で選手の動きの良し悪しを判断できたり、団体競技に関しては全体を撮影した画像を元に3Dモデルを作成し、フィールドを俯瞰で見ることもできたりと、パフォーマンス向上に貢献しそうだ。

PR TIMES

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