neuet株式会社は、2020年9月16日より浅草・上野エリアを中心にシェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を開始する。
同サービスは2018年2月に福岡市で、2020年7月に名古屋市で提供を開始しており、福岡市においては約290箇所のポートと約1500台の自転車を導入し、累計250万回以上、月間21万回以上という利用回数を記録。
同社のミッションである「まちの移動の新たな習慣」を体現するサービスへと成長した。
なぜ浅草・上野エリアなのか?
このたびサービス展開を決めた浅草・上野エリアは観光地であることから、まち巡りの利便性の観点からも同サービスの需要は高いと思われる。また、同エリアにおける放置自転車問題の解決にも同サービスが有効であるとの見方もあるようだ。
さらに、両エリア付近は、縦と横の交通網が整備されている一方で、ななめの移動には多少不便さを伴い、自転車の利用にその不便さを解消する可能性を見出している。
手軽に乗れる赤い自転車
今回進出する浅草・上野エリアでは200台の自転車を順次配備予定。そして、サービス開始1年後には自転車台数800台、ポート120箇所、月間利用数12万件を目標としているという。
同社は同サービスを通じて、移動や自転車に関する社会的需要を満たすとともに、商業施設やホテル、マンション、オフィスビルなどの利用者満足度向上を図り、まちの活性化に広く貢献していきたいとしている。
なお、現在「Charichari」のポートを設置するオーナーを募集中。自転車3台程の空きスペースがあれば設置可能とのことだ。
- Original:https://techable.jp/archives/135912
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口