株式会社ソニー・ミュージックソリューションズは、ソニー株式会社(以下、ソニー)が開発した音源分離技術のライブラリを、LINE MUSIC株式会社に提供。LINE MUSIC株式会社はそのライブラリを使用し、音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」におけるカラオケ機能の提供を開始している。
国際的にも評価が高いソニーの音源分離技術
なお、この技術が応用可能なのは音楽だけに限らない。たとえば、セリフや効果音が混ざった状態の古い映画に用いて、個々の音を取り出す。その音を、立体音響の「Dolby Atmos」方式で空間に再配置すれば、臨場感のある音場を再現できるという。
LINE MUSICでカラオケ機能が利用可能に!
今回、前述の音源分離技術の使用が発表されたLINE MUSICは、6,600万曲以上の楽曲を提供する音楽ストリーミングサービスだ。同サービスのカラオケ機能では、楽曲のボーカルをオフにした上で、ユーザーの歌声を音源にミックスして再生。これにより、実際のカラオケに近い体験が実現する。
現在は、LINE MUSICのiOS版アプリにおいて機能提供がスタートしている。Android版アプリでは、今年秋ごろに提供が始まるようだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/136462
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
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