自転車とバイクの中間的な存在、モペッドだ。シェアサービスを展開する「Revel」がニューヨークやワンシントンD.C.などに続いて新たにサンフランシスコでも提供を開始した。
ヘルメット2つを用意
2人乗りで、後部についているストレージにヘルメット2つが用意されている。かつてのモペッドはガソリンで駆動するものが主流だったが、Revelの車両は全て電動だ。
ヘルメット着用は必須
モペッドは基本原付なのでキックスクーターや自転車よりも速く移動できるのが売りとなる。Revelのモペッドの最高速度は時速48キロだ。
ただ、スピードが出る分、事故の懸念も増大する。実際、先に展開しているニューヨークでは死亡事故が起こった。そのため同社はライダーの安全を確保する手段として、利用する前にヘルメットを着用しているところのセルフィー撮影を義務付けた。セルフィーで着用が認められなければ使用は不可となる。
Revelはこれまでオースティン、マイアミ、ニューヨーク、オークランド、ワシントンD.C.で展開していて、今回サンフランシスコを加えるなど順調にサービスを拡大させている。
公共交通機関で通勤する人が多い都市部では、新型コロナ感染の懸念からマイクロモビリティに注目が集まっていて、Revelにとって追い風となりそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/136507
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi